香るコトバ #05 ベルガモット
グリーンな落ち着きを感じる、ビターな柑橘の香り
「一番好きな精油はベルガモットです」
アロマを学んでる方が、そう答える場面は断トツで多いように感じます。
紅茶のアールグレイの香りづけに、使用されていることでも知られていますね。お洒落感もあって、人気があるのも頷けます。
キーワードは「気品」「午後」「休息」「デリケート」など。
柑橘といえば、「明るい」「フレッシュ」など元気な印象が多いかもしれません。グレープフルーツ、オレンジスイートなどは柑橘特有の「リモネン」という成分が90%を占めています。
一方のベルガモットは、柑橘の中でも特異で、酢酸リナリル(30%)やリナロール(10%)など、鎮静作用の成分が多く含まれています。成分からもほどよい落ち着きを感じさせてくれることが、よくわかります。
繊細なリラックス香りは、ブレンドしやすい精油なので、柑橘同士で楽しい印象にするのはもちろん、花やハーブの香りを織り交ぜて、香水寄りなブレンドを意識するのも楽しいです。
厳しい暑さがほんの少し和らぎ、秋の気配も感じられるようになってきた今日この頃、柑橘の中ではベルガモットを手に取る頻度が増えてきました。
9月上旬に発売する、秋限定のアイテムでも、ベルガモットをメインに使用しています。どうぞお楽しみに!
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<2022秋限定>Fruitful autumn 発売が決定いたしました
▼ベルガモットが使われているアイテム
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