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インド一人旅#2(コルカタ 探索)

お金の余裕は心の余裕。
私は極貧の時とは違うキラキラした世界を見ることが出来た。
ルンルン気分で、とりあえず飯を探す。
同時に町の探索も行い、カルカッタを探索した。

そう私はインドの中でも混沌としているコルカタ、カルカッタに来ているのである。本当に混沌そのものである。
インド人が何探してるのと話しかけてきた。
気分も高まっているので、応対する。
飯を探していると答えると、美味しい飯があると言う。
レストランらしき店があまりなかったので言われた飯屋に入ってみる。

メニューは英語も書かれているがどんな料理全く想像できない。
とりあえず、マンゴーラッシー。
日本にいる時からこれは大好きだ。
現地のマンゴーラッシーを味わう。
マンゴーそのままの味を味わうことができた。

次に店主のオススメを頼んでみた。
出てきたのは魚かポテトかよく分からないナゲットだった。
12ピースものナゲットを一気に平らげた。
腹六分目、いい感じに膨れてきた。

しかし、インドに来てまだインドらしきものを食べていない。
横の席の人はカレーを食べている。
美味しそう。
私は店員にこれと同じものをくれと頼んだ。
インドらしいスパイシーなカレーであった。
よし!腹ごしらえも済んだし、いざ探索だと高らかに外に出た。

やはり、食後はチャイがいいよなとチャイ屋さんを横目に見ながら進んでいた。
そこで、インド人に話しかけられた。
そのインド人は飯屋を紹介してくれた人だった。そいつをインド人Aとしよう。インド人Aは他にもインド人Bを連れていた。
こいつら俺が飯食い終わるの外でずっと待ってたのか、、、
不安になりながら、話を聞くことにした。。。

インド人Bは日本に住んでいたことがあったらしい。ITエンジニアらしい。
綺麗な英語も話す事が出来るし、日本語だって話せる。
インド人A曰く、今日ヒンドゥー教のガネーシャ祭りがコルカタで行われるそうだ。
そこに一緒に行かないかと提案してきた。
日本語がうまいインド人について行くのは危険だ。
私は悩んだ。
そして、一緒に行くのは怖かったので。
用事がある鉄道のチケットを買いに行く。
と、断った。
インド人Bは今日はもう窓口が閉まってるよと言ってくる。
私は午前中チケットを買い求めて窓口まで行ったのだ。閉まってるわけがない。
こいつら嘘をついてるなと思った。
まあ、見てみろよ。ガネーシャ祭りはチケット屋さんの近くだから一緒に行こうぜと言ってくる。
まあ、祭りも楽しそうだ。別に歩いて行くなら別にいいかとついて行くことにした。

30分以上かけてチケット窓口にたどり着いた。実際に空いていなかった。インド人曰く祭りの最中だから閉まってるらしい。
そこで、ガネーシャ祭りに行く。
その後、チケット代理店、飲み屋に連れていかれる予定である。

ガネーシャ祭りへはタクシーで移動した。
全然近くない。道を挟んですぐだと言ったのに。
ガンジス川の川辺についた、しかしガネーシャ祭りは終わっていたようだ。
ガネーシャ祭りは川で水浴びをした後、寺院に向かい参拝をする祭りのようだ。
インド人はみんな寺院に向かい参拝も終わっているようだ。
おれを連れてきたインド人AとBは何を考えているのやら。
ここからチケット代理店に連れていかれるが、店の人が居なかったようで退散。
最後に飲み屋に連れていかれる。

飲み屋では、インドで有名なビールを頼んでくれた。
インド人AとBはインドでの一人旅は色々不安な事があって、危ない。これからどこに行くの?と話題をふってきた。
私は観光都市を何個か挙げた。
すると、やはりインドに来たら田舎を楽しむのが一番。しかもなんと、明後日にはとても盛り上がるイスラムのお祭りが田舎である。その後、色々回るのがいいのではないかと提案してきた。
しかも、パッケージを組んでインド人Aは一緒に来てくれるらしい。
言ってることは正しくて、楽しそうなのである。インド人はいつもそうだ。
しかし、怪しい。完全に怪しい。
私は断ることにした。

インド人Bとは日本の話で盛り上がる。
日本で風俗遊びを楽しんだらしい。
キャバクラやソープ気持ちよかったらしい。
日本は風俗や麻薬など規制が厳しい。
人の健康を守るために規制を厳しくするのは大切であると私は思う。
しかし、インドではそんな事言っても通じない。
キモチイイが一番、ノーエンジョイイズノーライフ
インド人Bはカルカッタに旧友がいて、そいつから麻薬をよく買うらしい。
私もそういうのに興味があった。しかし、そいつを信用していないのと怖いのがあったので丁寧に断った。

他にもキモチイイことしようと提案があった。
それはインドの風俗だ。私が最も興味があるものである。
インドの風俗は、2、3人で部屋に入り女の子1人がそこにいる。
女の子はサリーを着てダンスを踊る。男はアルコール飲み放題だ。
少しすると、女の子はサリーを脱ぎ始める。ナイスダンシングボディーらしい。男は女の子に何をしても良い。ここでは詳しく述べないでおこう。
1時間で終了だ。
終了したら、2、3人のうち1人がその女の子を買い、別の人は他の女の子を買い。エッチをするらしい。
さも楽しそうな風俗である。
しかし、私は丁寧に断った。
この2人のことはもう信用が出来ない。
とても魅力的だったが、インドの風俗は行かないと事前に決めていたのがよかった。

全ての提案を断られて、嫌な顔をしているインド人とはここでお別れである。
2人は風俗に行くらしい。グッドバイフォーエバー。

私はチケットを早めに確保したいと思い、ホテル近くのチケット代理店に行くことにした。
ここで、カルカッタからガヤ、ガヤからバラナシへのチケットを買う予定だ。
しかし、私の英語がたどたどしく話がうまく噛み合わなかった。
チケット代理店の店主は日本語が出来るインド人の友達がいるからそいつと話してくれと言ってくる。
また、ジャパニーズインディアンかと臨戦態勢に入った。

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