35歳、転職をする。

過去記事でも書きましたが、私はいくつかの仕事をかけ持っています。

その中でもメインの仕事はあり、最近離れた仕事もあり、メインの仕事を転職しました。正確に言うと、メインの仕事はサブになり、新たにメインの仕事が増えた、ということです。

35歳で求人サイトで新しい仕事を探しまくる日々。なかなか難しかったです。

転職活動は５か月間

4月から転職活動をはじめ、新しい職場が決まったのは８月末。丸々５か月かかりました。

きっかけはやはりコロナ禍。幼稚園や学校が休みになり、自分も自宅にいる日が増え、色々考えさせられる時間がありました。

「私って本当にこの仕事がしたいのかな」

「もっと自分の生きがいとなるような仕事がしたいな」

そう思ったのです。

もともとアロマテラピーが好きで、それを活かせるような仕事ができたら、と思いスクールに通い、資格を取りました。

そこで出会ったのがオイルトリートメント。マッサージとは言えないけど、人の体に触れ、トリートメントをしていきます。

この「自分の手」を使った仕事を、したいと思いました。

そこで転職先としてはまず、リラクゼーションサロンを探しました。

でも、探しているうちに気付いたのが「リラクゼーションサロンて私がやりたいこととちょっと違う…？」ということ。

ボキボキ体を矯正したいわけでもなく、足つぼを頑張って押したいわけでもない。正直なところ、見ず知らずの男性のお客様に触りたいという気も起きない。（というか触りたくない。すみません）

「私がしたいのは、女性のお客様に、美と健康と癒しを与えたい」

という結論に達したのです。

と、いうわけで転職先をエステサロンに希望変更。ここからはあっという間に決まりました。

断られ、辞退し、落ち込む日々

私はもともと自己肯定感高めだし、自分の事が結構好きだし、色々と自信を持ってここまで生きてきました。

受験で落ちたこともなかったし、バイトの面接や就職活動もすんなり終わったので、ここだけの話転職もすぐ決まるだろうと思っていました。

が、それが甘かった。

子供がいて、平日はあまり働けないのがまず大きい。基本的にフルタイムの募集ばかり、社員の募集も多め。

色々な転職サイトや求人サイトに登録して、かなり多くの会社に応募しました。でも９割は書類で落ちる。残りの１割の面接に行っても、なかなか決まらない。

面接に行って「ここで働きたいな！」と思っても落ち、「ぜひ働いてください！」と言ってくれるところがあっても、お店に行ってみると「なんか違うなぁ」とこちらが思ってしまう事も。本当に、なかなかご縁がなく決まりませんでした。片思いをずっとしているような気分。（誰に）

運命を感じたサロン

「またダメかな…」とあまり期待を持ちすぎないように向かったサロン。そこにいたオーナーはとてもきれいで、笑顔が素敵で、サロンも品があって、すぐに「この人の下で働きたいなぁ」と心から思いました。

面接後１週間ほどで連絡が来ると言われましたが、なんと面接から帰宅後数時間で合格の連絡が…！

久々に味わったこの高揚感！　初めての彼氏ができたような感覚！（なぜか本当にｗ）

９月からこのサロンで働く事になりました。

いまはまだ修行中で特訓の日々ですが、毎日楽しく働いております。自分がやりたかった仕事に就けたという感覚。尊敬できる人の下で働ける幸せ。まだまだ始まったばかりですが、お客様の健康と美容のために精進してまいります。

エステサロンだけど機械ばかりでなく、自分の手を使った手技がメイン。感覚を大切にしていこうと毎日思います。

人生80年としても、まだ半分も残ってる。自分のやりたいことを貪欲にやっていこう、と改めて思った2021年です。