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「嫌われること」にも上手になってみる【嫌われることは普通にあること】


こんばんは。
今日は、人に「嫌われる」ということに対して、敏感だったり、繊細だったり、心が反応してしまいやすい人に向けて書いてみます。

「嫌われる」って嬉しいことではないですよね。
そして、お豆腐メンタルな人にとっては、とても強い意味に感じる、Power Wordでもあると思います。
同じ職場やコミュニティに、自分のことを「嫌っている」人がいるだけで、なんだか心がぎゅっとなってしまう。
そういうことってないですか?

自分自身はそういった人に対して全く闘争心は湧いてこず、戦う、張り合う、なんてもってのほか。
「嫌われてるかも」と思う人の気配を感じただけで、生きた心地がしなくなってしまい、その場所にいることがとても辛くなってしまう。

そうすると、その職場やコミュニティに顔を出すことがだんだんとおっくになっていきますね。
月曜日の朝の憂鬱などにも関係している場合があるのではないかと感じています。


世の中には一緒にいて居心地が悪い人が、確かに存在しています。

2・6・2の法則って、ご存じですか?
(ほかにも343とか271とか数字が違う法則もありますが、大きな違いは割合の違いだと思うので、このnoteでは、262の法則で話を進めていきたいと思います。)

262の法則を人間関係に当てはめると
自分の周囲にいる人の2割は自分に好意をもっている。
6割はどちらでもない。
2割は嫌悪をいだいているというもの。

嫌われないために、その人に全力で気をつかったとしても、
結局は2割の人には嫌われるんです。

むしろ全員に好かれている状態が不自然で無理をした状態なのかもしれません。

いい子ちゃんでいたかった私は、昔、嫌われることが本当に苦手でした。
相手の想いを変えていきたいと、要らないチャレンジや努力を懸命にしていたと思います。

色んな人がいて、価値観も、人に対する好みも全く違う人たちが世の中には溢れているのに、全員に好かれる、全員に感じがいい人と思われるなんて、無理ですよね。

それこそ、色々な人のニーズに合わせるために、肝心の自分自身が無くなってしまうのではないでしょうか。


言いたい人は探してでも悪く言います。

放っておく強さや、もしくは、気が付かないふりをする鈍感力。
そんなものも自分のメンタルを健全に保つために持っていていい。


貴方の周りでなにかザワザワしている人を感じたら
鈍感力を駆使して、「何も知らなかったわ」って態度を貫く。
時にはそんな風に上手に回避していいと思います。

全ての人に対して100点の好感度を維持しなくて大丈夫。

人と人が付き合う時。
お互いに「鈍感」であることも時には必要なことかもしれないですね。

「なんだかいけ好かない人」はどこにでもいるものです。
そんな人ともなんだかんだやっていくのも人間関係の一つです。
敏感な心は一休み。
心を少し鈍感にして上手な距離感を調整していきましょう。


時には嫌われてもいいんだよ。
そして、自分も、時には嫌ってもいいんだよ。


人間関係は100%良好じゃなくて大丈夫。

そんなふうに思います。




私は神奈川県の心療内科クリニックでカウンセラーをしながら、自身でもカウンセリングルーム Emotional Support を運営しています。
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