香りが気持ちの切り替えに効果的な理由


カフェの前を通るとコーヒーの香りにホッとしたり、
昔嗅いだ香りが漂ってきて急に懐かしい気持ちになったり…
アロマテラピーに限らず、香りで気持ちの変化が起こることってありますよね。

当たり前のことすぎて、そういうものなんだなあとしか思っていませんでした。
けど香りを嗅ぐことで気持ちに変化が起きるメカニズムは、私たちの中にしっかり備わっているんだそう。


私たちが香りを嗅ぐと、鼻の粘膜から脳の大脳辺縁系に、香りの情報が電気信号として伝わります。
大脳辺縁系は脳の中でも本能や記憶、感情を司る部分
なので香りを嗅ぐことで記憶が蘇ったり、気持ちの変化が起こるんですね!

ちなみに香りを嗅いで、それが脳に伝わるのにかかる時間はなんとわずか0.2秒
これは歯痛や身体の深部の痛みを感じるよりも短い時間なんだそう。
だから何の香りかを判断する前に気持ちが動くんですって。


アロマテラピーで用いる精油は、その香りの成分によって得意分野が異なります。
リラックスや気持ちを前向きにしてくれるもの、自律神経に働きかけるものなど様々…

その時の状態に合わせて、どうなりたいかで取り入れる香りを選ぶとより効果的です。

また、アロマテラピーに限らず、コーヒーやお気に入りの石鹸など心地よいと感じる香りは心に安らぎを与えてくれます。
少し心が疲れたなという時は、お気に入りの香りを嗅ぐことで気持ちの切り替えにつながります。

香りを取り入れたメンタルケア
ぜひ実践してみてください


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