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ロシア風のロールキャベツ

シチリア島の州都、パレルモからの発信。 ボンジョルノ。

今日もしとしと雨が降っているパレルモ地方です。 結構気温が下がり、現在17度。 コットンの長袖を着ています。 今週も雨続きでしたが、週末も来週も雨の予報が出ています。 過ごしやすい秋がすっ飛んでしまったシチリア。 ちょっと残念。

引き続きお料理倦怠期は脱していませんが、昨日はロールキャベツを作りました。こちらのキャベツは巻がキツくて一枚ずつ剥がすことも不可能、なのでちりめんキャベツで作ります。 前に日本の仲良しのその話をしたら、日本はちりめんキャベツってなかなか手に入らないし、入ったとしても高いから羨ましいと言われましたっけ。 私としては普通の柔らかいキャベツが簡単に手に入る方がよっぽど羨ましいのですけど(笑)。

私のロールキャベツのレシピはロシア人の友人に教えてもらったやり方、と言うかこれも以前作ってもらって美味しかったので作り方を聞き、パクりました。 卵、つなぎのパン粉や牛乳は入りません。 玉ねぎのみじん切り、パセリのみじん切り、塩や胡椒などは適当に、そして鍵はお米が入ること。 それも生のお米が入ります。 洗ったお米を挽肉だねと一緒に混ぜて作るのです。 

キャベツは普通に茹でて、巻きやすいように芯を削いで、肉を巻いたら一度フラいいパンで焼くのも特徴かな? ただね、これはやってもやらなくてもあまり出来上がりに差がないような気もしています。

キャベツの茹で汁と一緒にお鍋でコトコトやるか、やはり茹で汁をかけてオーブンで焼くか、どちらも美味しくできます。 私はオーブン派。 焦げそうになったらアルミを被せて。

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思ったよりも肉が多く、キャベツが足りなかったので肉団子にして一緒に焼いちゃった。 こちらも生のお米が入っているので、揚げたり焼いたりできないのでね。水分がないとお米に火が通らない・・・。

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友人は必ずポテトのプレを添えていたので、私もいつもこれ。 そして人参のサラダも。 ロシア人、ポーランド人、ベラルーシ人、ウクライナ人の友人達、みんなロールキャベツを作ります。 どこかその辺が出所で、そこから日本に伝わって「日本の洋食」として定着したのでしょうね。 

トマトソースで煮る人、サワークリームを加える人など色々ですが、その辺は地域や家庭によってアレンジし放題みたい。 私はまずシンプルに作り、翌日トマトやクリームを加えて味を変えることもあります。 今気が付いたのですが、先シーズンの冬は一度も作っていないわ。 その頃はお料理倦怠期が始まったばかりで、何度目かのロックダウンで・・・。 冬眠したいと思っていましたから。

さて、この結構面倒なロールキャベツ、ブラピにご馳走しようと思いながら作った? やー、今回は違います。 相手を変えました。

もうね、実物の人物ではなく勝手に理想の人を創り上げましたよ。 イケメンで、そこそこ稼ぎもよく、何よりも私に常に優しく、そして10歳くらい年下。 今の所それが私の理想のようです。 だから分かるかなぁ、ポテトのプレに微塵切りのパセリが入っています。 こう言うひと手間ができるわけですよ。

想像を超えて、妄想の世界に入ってしまいました・・・。

やばいか?

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