姪っ子の卒業祝い
シチリア島の州都、パレルモからの発信。 ボンジョルノ。
やっとお天気が安定してきました。 昨日は久し振りの晴天、そして日曜日、人手が多かったです。
相方の弟の娘、私の義理の姪っ子の卒業のお祝いランチへ出かけました。 パレルモ市内ではなく、近くの小さな港町にあるレストラン、ここは沢山の「魚専門店」のレストランがあり、人気の場所。 13時半スタートだったのですが既にレストランの駐車場は満杯で、道も大渋滞。 皆んなパーキングスペースを探しています。私たちは結局かなり離れたところに駐車、もう大混雑です。
総勢16名でしたが、全員が集まったのはもう2時を過ぎた頃。 お店も満員御礼で手が回らないのでしょう、食べ始めは2時半を過ぎていました、空腹・・・。
このお店は黙って座るとコースでどんどん出てきます。 この地域、この手のお店が多いのが特徴。 さらっとご紹介しますね。
まずは前菜から、海の幸のサラダとシュリンプカクテル。
どこでのお店でも必ず出てくる、ナスのカポナータ
鱈のフリット、これが凄く美味しかった
ムール貝の白ワイン蒸し
海老の唐揚げ、頭から尻尾まで全部食べ、皆んなにびっくりされると言う毎度お馴染みの光景が繰り広げられました
1人一個の生牡蠣
次にプリモ、エビとサーモンのリゾット
パスタは海老入りだけど、どうもキノコの香りもする・・・。 何が入っているのか判明できませんでした。
セコンドはカジキマグロとえび
シチリアあるあるのパン粉焼き。 そして気になったのが謎の人工色の緑色。 聞いたら「ピスタチオのクリーム」だと言っていますが、これは着色剤でしょう。 私たちのテーブルでは誰も手をつけません。 でもね、ちょっと好奇心が勝って舐めてみました。 ピスタチオの味と香りは皆無、人工的なジャガイモのプレに着色したって感じ。 ジャガイモのプレ、多分粉末の水を加えればOKみたいな代物を使っていたのだと思います。 ここまで美味しい魚介を出しているのに、これで一気にあーあって雰囲気になりました(笑)。 こういうのを「蛇足」というのでしょうね。
ここでドルチェ。 ドルチェは持ち込みです。 相方の弟達がお気に入りのケーキ屋さんでオーダーをしたものです。
4Kgのケーキ、すごいボリューム。
気が付いたらなんと夕方5時でした。 ワインも制限なく出てくるし、わいわいやっていたらあっという間でしたね。 満腹です。
最後に姪っ子を。
手にしているのは卒論です。 大学を卒御するとお祝いの為に月桂樹の葉っぱで作った冠をかぶるのが習慣です。 大昔のオリンピック、勝者には月桂樹の葉っぱの冠が贈られましたから、その名残。
彼女は生物学を専攻、既にちょこちょこと働いていますが、夢を叶えてほしいです。 シチリアはやはり就職難ですからねぇ。
という事で、楽しい会食をしてきました。
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