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差し入れの夕食

シチリア島の州都、パレルモからの発信。 ボンジョルノ。

先週の話です。
白内障の手術を終えた相方、車の運転も禁止だし、重いものを持ったり頭を下に向けたりも禁止。
夕食用に2種類のサラダを作って、メインは何にしようかな・・・?と思っていたら、下の階の友人がピンポーンと。

これからローストチキンを買いに行くけれど、あなたたちもいる?と聞いてくれました。
私はあまりお腹が空いていなかったので、「半身」をお願いしました。

実はイタリア、ローストチキンを打っているお店が沢山あります。
フィレンツェにもあったけれど、ここシチリアのその数は凄いのですよ。
スーパーのお惣菜屋さんでも売っています。

チキンとフレンチフライがセットになっています。


この日の夕食はこんな感じとなりました。

私はキャベツのコールスローと、アボカドとツナのサラダを。

フィレンツェ時代、友人宅にお呼ばれされるとローストチキンが出されることが多かった。
でもここシチリアではまずないですね、これは買ってきて食べる手抜きの食事だから。
先に述べたように、フィレンツェでも売っているのですよ、でも店舗の数が違う。
シチリアでは至る所でチキンを焼いているお店があるのです。

だからなのか?
クリスマスにローストチキンはあり得ないですねぇ、あまりにも普段の食事となってしまい、特別感がないですから。

我が家では出来合いのローストチキンを買うことはまずありません。
記憶している範囲で言えば、この20年以上でおそらく4回くらい。
ところが下の家の人達は、週に一回は食べているのですって。
ご主人が大のチキン好きと言うこともあるのかもしれませんが、これとフレンチフライがあれば子供達からの文句も出ないので楽なのでしょう。

そうそう、日本ではクリスマスにはケンタッキーがバカ売れすると言う話をすると、こちらの人達目を丸くしています。
「日本ではクリスマスに特別なお料理を食べないの?」って。
そんなチェーン店のお料理食べるの?って感じなのでしょうね。

私も個人的に、クリスマスにケンタッキーはいらないなぁ。
厳密に言えば、フライドチキンではなく、ローストターキーですからね。
少なくともチキンであってもオーブンで焼いて欲しいかも。

と言うことで、こんな夕食の日もありましたとさ。

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