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再びナスのハンバーグに挑戦

シチリア島の州都、パレルモからの発信。  ボンジョルノ。

やー、久し振りにお料理しました。 ナスのハンバーグです。 7月の終わりに訪れたアグリツーリズモで食べ、美味しかったのでチャレンジしてみたら美味しかったけれど柔らか過ぎ。 アグリツーリズモで食べた物の写真をよく眺めてみるとパン粉がまぶしてありました。 イタリアのパン粉、かなり身が細かいので気が付かない時もあるのです。 日本のパン粉だったら気が付かないって事はありえないですよね? 物によって多少の差はありますが、まるで小麦粉のように細かい物もあるのです。

という事で、形成してからパン粉をまぶして焼いてみました。

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茹でたナス、卵、ツナ缶、ミントのみじん切り(たっぷり)、パンの白い部分。 やはりかなり柔らかいタネですが、前回よりもしっかりとした感じに出来ました。ちょっと手間と時間がかかるのですが、ナスが美味しい時期だからまた作るつもりです。

そして夜はローストビーフ。 今回はフライパンで作りました。

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マスタードソースを作ってローストビーフと共に。 そして左の四角い容器ですが、ナスのハンバーグダネの残りを型に入れて焼いてみました。

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こうして昼の主食が夜は付け合わせになりました(笑)。 こっちのほうが良いかも? これならゆるいタネでも失敗なく簡単に出来ますね。 ローストビーフはちょっと厚く切ってしまいました。 私は紙のように薄く切った物が好きなんですが、はい、包丁がよく切れなかったのです。 かなりレアに焼いた事もあって、この厚さになってしまいました。

500gの肉、2人で半分食べたので1人125g。大した量ではないですね。 残半分は今日食べる事になります。 何だか久し振りにお肉を食べたような気がしました。手帳に食べた物を書いているのですが、確認したら2週間前にミートローフを作った以来、エッこんなに? 魚とサラダとチーズ類で凌いでいたのですね、私達。 外食も魚介ばかりでしたから。 でも私は肉食女です。

帰国するとステーキを食べたいと思わなくて、肉だったら断然焼肉。 大好き。 その他は家でも外食でも魚が多くなるのですが、イタリアにいると肉の方が食べたくなります。 不思議。 まぁフィレンツェに住んでいた頃は内陸で美味しいお魚が手に入らなかった事もありますが、そしてフィレンツェのお肉はとてつも無く美味しいのですが、今はシチリア。 美味しい魚は沢山あるのですけれど、それでも日本の魚の方が美味しいと思っています。 ここだけの話ですけれど。 これを言うと、シチリア人と喧嘩になちゃう(笑)。 

やはり鮮度だけではなく、日本人の魚の扱い方がこちらとは違いますからね。 こっちでは魚屋の前に行くと魚くさい。 築地へ行ってもその匂いはない。 そう言う事です。処理の仕方が日本はずっと丁寧なんです。 大量の水や氷を使用しますから。 こちらではそんな事しないです。 それでも近所の魚屋さんはかなり優秀で、助かっています。 三枚におろす事の出来ない魚屋がいるんです〜。 近所の魚屋さんは太刀魚もサバも綺麗におろしてくれます、私は下手なので有り難いです。

日中かなり暑いですが、太陽の位置が低くなってきている事を感じます。 家から見る日没も太陽の位置が変わってきていますね。 こうやって秋に近付いて行くのね。 日本も残暑厳しいと思いますが、秋の気配を感じる頃では?


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