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幅広すぎるパッパルデッレには、やっぱりこれでした

シチリア島の州都、パレルモからの発信。 ボンジョルノ。

このところ何回かパッパルデッレを食べました。 パッパルデッレと言うのは幅広のきしめん状の、つまり平麺です。 幅が狭いとフェットゥッチーネ、タリアテッレ などがありますね。 長年イタリアに住んでいながら、実際どっちがどっちだかわかっていないです(汗)。 地域によっては全てをフェットゥチーネ、と読んだり、ボローニャ辺りでは大抵タリアテッレ と呼んでいるみたいですが、正式には幅によって名前が変わるみたい。 まぁその辺はどうでも良いのです、イタリア人もよくわかっていませんから。

パッパルデッレにも幅の違いがあり、それで名称が変わるのかどうかも???? 日本のイタリア料理のシェフの方々のウンチクをお聞きすると、パスタの太さとか、幅とか、名称とかに細かいですね。 イタリア人よりも詳しいのでしょう。 日本人、そう言う事に拘るの好きですから。

しかし! 実際イタリアに住んでいて、プロの料理人でない私はあまりそう言う事が気にならない。 と言うか、気にしていたら毎日の食卓が成り立たないって感じかしら?

先日作ったパッパルデッレの一つは割と幅が狭いタイプ

これはオイル系でも美味しくできました。

その後作ったのは、もっと幅の広いタイプ。 これは相方が買ってきて、「パッパルデッレを買った」と言うので、幅を確認しないで具材を決めて作り始め、いざパスタを茹でようと思って包みを開けたら幅広過ぎ! で・・・

こんな感じになったわけです。 オイル系のパスタにこれはちょっと無理がありました・・・。

まだ半分残っていたこのパッパルデッレ、幅広すぎるパッパルデッレはやはりこっちの方が合うだろうな・・・と、ラグーで。

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食べるのは難しいです。 それは変わりません。 フォークに一本巻くとすごい量になってしまうので、半分くらいに切って巻きます。 

しかしラグーと麺の絡みは良いですねぇ。 例によって割と水分少なめのラグーで、ベチャベチャとソースがお皿に残らない感じ。

やはりイタリア人は正しい。 麺の形状とソースの組み合わせ、ちゃんとあると再認識しました。


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