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カツレツはこうでなきゃ!の、骨付き肉

シチリア島の州都、パレルモからの発信。 ボンジョルノ。

割と最近カツレツを作った記憶があるのですが、再びです。 相方がポークの骨付き肉を買ってきたので。 ミラノ風カツレツ、本物はこの骨付き肉で作ります。 フィレンツェに住んでいた頃、外食でカツレツが食べたい時には必ず「骨付き肉を使用していますか?と聞いていた私。 そう、ミラノでなくても骨付きを使用していたんですよ、フィレンツェ。

ところがシチリアはそうではない。 大半のレストランでは骨なし。 で、自分で作る時にも普通にスライスした肉を使っていました。 久し振りに「こうであるべき」肉を使ったら、美味しかった。

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「ミラノ風」の基本の作り方で、小麦粉は使用せずに、卵→パン粉。 フライパンに1cmくらいの油を入れて、じっくりと揚げ焼きにします。 骨に近いところは火が通りにくいので、スプーンで時々油をすくって上からかけます。 何ていうのでしたっけ?この作業。 フランスのパリにお住まいのユイじょりさんや、府中のパリにお住まいのケイチェルおじ様ならご存知かと思います。

付け合わせ、定番はフレンチフライですが今回は夏野菜のオーブン焼き。 友人から教わったやり方で、野菜を切ったらお塩とオリーブオイルをしっかりと絡めます。 素手でやるのが一番だとか。 しっかりと混ぜたらオーブンへ入れ、その後は一切触ってはいけない。 途中で混ぜてはいけないのですって。 火の通りの遅いジャガイモと、ズッキーニや玉ねぎなどなど全て一緒に焼くのでどうなるか?と思いがちですが、実際私もそう思いましたが、ちゃんと均等に焼けるのが不思議であります。 混ぜないと上の方が焦げたりしない? とも思いましたが、それも大丈夫。 今回はローズマリーを加えました。

日本ではトンカツには千キャベツが定番、イタリアでは(ドイツでも)何故かフレンチフライ。 そこに体型の差が出てくるのかもしれませんね(笑)。

さて今日は何を作ろう???

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