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何だかまずそうな画像でごめんなさい

シチリア島の州都、パレルモからの発信。 ボンジョルノ。

先日noteでお付き合いのあるかなこさんが感想文を書いていらした「革命前夜」。東西ドイツのテーマは好きだし、日本語の本が手に入らないシチリアという田舎に住んでいる私にでもkindleで電子書籍を買うことができました。 それを読もうと思っていた矢先、速読のかなこさんが別の感想文をお書きになりました。

蜜蜂と遠雷

かなこさんの感想文は「絶対にこれを読みたい!」という気分にさせる魔法があって、これもすかさず購入しました、勿論kindleで。

で、革命前夜よりも先に昨日読み出したら・・・、まだ途中なんですが私のツボにハマりまくっています。 夕食もいらないから読み続けたいって感じ、そうもいかなく食事の支度をしましたが。

まだまだ先が見えなく、でも自分なりの予想があったり、とにかくこの「ピアノコンクール」という過酷な世界にどっぷりと浸かっています。

読み終えてもかなこさんの様な素敵な感想文は書けないと思いますが、読んでいて楽しい本に出会ったことに感謝です。

そんな昨日の夜、重い腰を上げて、i padを脇に置いて用意した夕食はこちら。

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太刀魚の玉ねぎソースです。 このソースは、玉ねぎの摺り下ろし、醤油とみりん同量を小鍋で少々煮詰めた物。 昔どこかで「ハンバーグ用のソース」として読んだ物を思い出して作りました。 太刀魚は今まで常にシチリア料理になっていたのですが、ちょっと和風。 付け合わせはチコリの仲間のすごく苦味のある野菜のニンニク炒め。 最初に茹でなくてはいけないので、私にしては工程が多い物ですが、所詮付け合わせ・・・。 もう一品はポテト。

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スライサーで千切りっぽくすり下ろしたジャガイモ、小麦粉、玉ねぎ少々も加えてフライパンでじっくりと焼きます。 時々混ぜて全体に火が通る様にしながら・・・。 でも最後はオーブンに入れました。 何だか火の通りが悪そうだったので。

本当は一口サイズで揚げる「ハッシュドポテト」にしようと思っていたのですが、青菜を茹でる鍋、それを炒めるフライパン、魚をソテーするフライパン、玉ねぎソースを作る小鍋・・・。 もう一つフライパンを取り出して多めの油を使って・・・と言う勇気がありませんでした。 でも出来具合はやっぱり差が出ますね。 

タイトルでも書いた様に、あまり美味しそうな画像ではないのですが、久しぶりに作ったこの玉ねぎソースは悪くないです。 次回は昔に戻ってハンバーグにかけてみようと思います。 ジャガイモではなくご飯を炊けば良かったと後悔。 でもその時は夕食よりも読書優先で、とにかくパパッと作ってササっと食べて・・・そして読書という気持ちでありました。 こういう時に一人暮らしの気軽さが思い出されますね。 好きな時に好きな事をできるから。 2人でいる楽しさもあるわけだから文句は言えませんが、今日も読書に没頭したいです。


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