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間に合った〜、チェルダのアーティチョーク尽くし

シチリア島の州都、パレルモからの発信。 ボンジョルノ。

そろそろ終わりのアーティチョークのシーズン、先日購入してリゾットのオーブン焼きを作りましたが、これだけでは物足りない。
毎年恒例のあそこへ行かねば!

あそことは、パレルモから東へ向かって約60Km、チェルだという街です。
この辺りはアーティチョークの栽培で有名で、冬場はほぼ全てのレストランやトラットリアでアーティチョーク尽くしのメニューが提供されます。
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今年は去年と同じお店です。
この街に住む友人夫妻を誘って(彼らは毎日アーティチョークを食べていると思いますが)、4人で行って来ました。

だいたい出されるものは同じですが、今年はアーティチョークのサラダがありました。
トスカーナ地方のアーティチョークは柔らかく、普通に生でサラダにしていましたが、シチリアの物は割とアクが強かったり硬かったりで、生食にできるものに出会えると嬉しい。
実はこの食べ方が一番好き。


右上がサラダです。
下は甘酢っぽい味でした。

皆んな大好き、フリット。
小麦粉だけで揚げてあります。

後は・・・


地元のサラミ
トマトソース煮
アーティチョーク入りアランチーナ
要するにライスコロッケ
ブルスケッタ
チーズのグリル。
多分お砂糖をまぶして焼いてあったみたい。
この辺になるともう何だか話からなくてってくる・・・・
左はパン粉ベースの詰め物をして、トマトソースで煮込んであります。
右下はフリッタータ。
丸ごと揚げて、外側からむしりながら、柔らかい部分を食べていきます。

この後パスタが2種類、私はパスしました。

右はブロッコリーのパスタ、シチリアの定番。
左はアーティチョークとリコッタ。

本来はこの後お肉が出るのですが、それはキャンセルしておきました。
でもシチリア人達、ドルチェは欠かせません。
これまた定番のカンノーリ。

クリームツヤツヤ、出す前にクリームを詰めたことがわかります。
私は食べないけれど、見た目で美味しいかどうかの判断がついちゃう。
皮がカリッとしていて、みんな美味しそうに食べていました。
私もこのくらいの甘い物が食べられたら良いのになぁ。

この町では毎年4月25日に「アーティチョーク祭り」が開かれます。
それが終わるとほぼシーズン終了になりますが、今年は天候のせいで、というかお陰でまだ収穫があるのが嬉しい。
お祭りの翌日はお店の人たちも疲れ切って、お料理に身が入らないだろうと予想して、2日後の昨日、27日に行きましたが正解だったようです。

あー、年中行事の一つがこなせて、幸せ。

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