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海を見ながらパレルモのストリートフードを楽しむ

シチリア島の州都、パレルモからの発信。 ボンジョルノ。

昨日ちょこっと呟きましたが、随分久し振りの投稿のような気がします。 外食も多かったり、何だか2週間くらいあっという間に過ぎていきました。

これは先週の何処かでの話、パレルモ近郊のモンデッロというビーチへ散歩へ。
まだまだ水着にはなっていません、歩くだけ。
ウィークデイでしたが、結構泳いでいる人もいて、見ていると水に入りたくなるなぁ。
まだまだ水は冷たいと思いますが。

帰宅してからランチ・・・と思っていたのですが、あまりに気持ちの良い日だったので、ちょっと座って一休みしましょう。

こんな感じのロケーション。
生垣の向こうはビーチですよ。

シチリアでもほぼパレルモだけでしか出会えないパネッラ、ヒヨコ豆を練り上げてから揚げた物、そしてコロッケ。
コロッケと言っても日本のコロッケとは別物で、ジャガイモのみです。
パン粉も付けずに、小麦粉だけで揚げます。

お塩とレモンで食べます、これ美味しい。

相方はこれをパニーノにします。
まぁ日本にもコロッケパンは存在しますが、それとは全くの別物。

どう考えても日本のコロッケパンの方が美味しそうですよね(笑)。
キャベツとかソースとか欲しい・・・。
なので私はいつもパンなしで頂きます。

風が気持ちよく、久しぶりのストリートフード、この時間なかなかリラックスできて満足。

レストランでの食事も好きですが、こういうカジュアルと言うか、カジュアル以下の状況も大好きです。

政近スクールでマインドとファッションを繋げる勉強を2ヶ月して来ましたが、その中で「ハレとケの日」に触れました。
ハレの日を自分で設定して装いを決めます。
日時、状況、誰と、そしてその時の社会性や自分のマインドみ向き合って決める一着。
それらを30秒と言う短い時間でプレゼンをします。

それはともかく、そのハレの日は突然やってくると言うのが政近さんの仰ること。
いきなり「ハレの日」が来た時、あなたならどうしますか?
それ迄にやって来たことしか出せない。

以前ならそれを聞いたら、すぐに正装できる服を買いに走り、バッグやアクセサリーなども買ったかも?
やー、政近さんがおっしゃるのは全くそう言うことではないのです。
大切なのは「どう見えるかではなく、自分がどう在りたいか」が重要ということです。
「日々鍛錬、いつ来るかとも分からない機会に備えよ」と言うこと。
つまり日々の、日常の装いをきちんと考えろと言うこと、多分・・・、私自身どこまで理解できているのか?
今の所このように理解しました。
多分まだまだ浅い理解だと思いますが。

そしてそのいざと言うハレの日、その場でどのくらいリラックスしてエンジョイできるかも大切だと。

これって「食」でも同じですね。
何かの機会があって、いきなりどこかのガラディナーに出席することになった場合、着慣れない服を着て、緊張して、会場へ。
そして煌めくシャンデリアに眩暈がしてきて、更にテーブルに並ぶ4本のナイフとフォーク、いくつものグラスを見た途端、緊張はエベレスト並みに上がります。
そして、「間違えないように」と言うことだけを考えて、会話を楽しむどころか、何を食べたのかさえも覚えていないことでしょう。

うっかり落としてしまったフォークを自分で拾おうとしちゃったり、手が震えてグラスを倒して自分のナフキンで拭いちゃったり・・・。

それらを避ける為には、まずは知識を得ることが大切。
沢山あるグラスだって、先方が給仕してくれるので、間違うことはない。
カトラリーは外側から使っていけば良い。
こう言うテーブルマナーを一応頭に入れた上で出席するのがマナーでしょう。

それが和食であっても同じです、お箸の持ち上げ方、お箸のタブーもいくつもありますよね。
日本人でも知らない人が多いのも事実です。

さてそこからその瞬間をリラックスしてエンジョイできるか?と言うのは、また別問題ですよね?
場数を踏んで、実践で学ばなくては身に付かない。
それをどうやって行くかは自分次第というわけです。
そんなディナーへ行く機会がない?
そう言ってしまえばそこでお終い。

私のnoteのお友達は、一人暮らしでもきちんとお料理していらっしゃる方が多いです。
日々そういう丁寧な暮らしをしていらっしゃる方々は、いざというハレの日、リラックスしてエンジョイできるのでしょう。

つまり、衣食住って全部繋がっているってことですね。

政近さんの直近のリンクを貼ります、私の兄も登場しますよ。



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