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雪の日


イブの朝、カーテンを開けると
真っ白な銀世界でした❄⛄


私の住む地域では8年ぶりの
10cmを超える積雪で、
予想だにしない景色にびっくり。


はしゃいで家をとびだす
主人と息子に少し遅れて、
私も雪を踏みしめに。


むかいのお家に住む
かわいい姉妹が
息子と一緒に遊んでくれていました。


むかいのパパさんが作ってくれた
かまくらに入ったり、


小さな台車をソリにして
雪の上をしゅーっと滑ったり。
(↑主人が全力で押しています)


びしょ濡れになるのもかまわず
水たまりの中をばしゃばしゃ
走りまわったり。


「みんなついてきて!
 あっちの雪の国に行くよ!」
なんて可愛いこと、
お姉ちゃんが言うものだから


私たち大人も寒さなんて
すっかり忘れて雪遊びに夢中です。


雪を踏みしめるときの
ぎゅっ、ぎゅっ、
という音。


しずかに
しんしんと降るすがた。
まとう空気。


買い物するのに車移動がとか
交通機関がとまるのではとか
ころんでケガしないかとか、


そんな心配ごとは全部大人にまかせて、
ただ目の前にひろがる真っ白な世界に
心をときめかせて、とびこんでいく


こどもたちの無垢で楽しげな
声を聞いていると
どんどん心が澄んでいき、


まもられていた、
こどもの頃の記憶が
一気に蘇ります。



息子が3歳になったので、初めて
起きると枕もとにプレゼントがある
ドッキリをしかけたのですが、


寝ぼけまなこで目を擦りながらも
にこにこしながら、愛おしそうに
プレゼントをなでていました。


プレゼントの包み紙の質感、におい
丁寧にテープをはがしながら
ラッピングをほどいていく
ドキドキ、ワクワクした気持ち。


こどもの頃のあたたかな記憶は、
大きくなって忘れてしまっても


必ず深く根を張って
つまずいたとき ころんだとき
もう1回、立ちあがってみよう、
と思うちからになる気がします。


雪がきれいだったこと。
みんなであそんだこと。

小さなともし火となって、
長く、優しく
照らしてくれるといいな。


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