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あいまいな旅の記憶を元に陶芸製作しています

元バックパッカーの陶芸作家、マツウラ です。
ホイスコーレの話の続きを書こうと思いつつも、
だいぶ月日が経ってしまいました。

製作も落ち着き、
明日から始まる2人展にむけて、
私の製作の種になっている「旅の記憶」のことを少し話します。

旅の記憶と陶芸

国内や海外を放浪していた20代。
デンマークに留学した30代。

私の中での「旅の記憶」は、陶芸製作にとても影響を与えている。

最近作っているぺたんこシリーズはまさにそれで、
あいまいに思い出される「旅の記憶」を板状の土を組み合わせて表現しているつもりだ。


2024.5.4sat−5.12sun 11am−17pm ギャラリーnoir/NOKTA

特にデンマーク留学中にお世話になった陶芸家Helle宅での生活が
ぺたんこの主軸になっている。

ある晩のアトリエ での夕食会、
親戚宅での集まりで供されたロイヤルコペンハーゲンのティーカップ

ああ、こんな器だったかな、
と、写真の中心にはいない器たちを見ながら、
板を組み立てていく。

1人旅に目覚めた頃は、
人に気を使わずに自分勝手に旅できることに魅力を感じていたが、

だんだんと

自分のやりたいことを模索すべく、
放浪していた気がする。

超内向きで人見知りだった私が
1人旅、デンマーク留学、
そして今、陶芸でモノづくりをしているのも、
最初の「1人旅」があったからだ。

その旅は「意図しない1人旅」だったのだが、

人目を気にしすぎずに
自分で人生を決断することができるようになったきっかけでもある。

初めての1人旅については、次回。

5/4~12「鳥と雲と青空」

さて、そんな旅の記憶を頼りに製作したぺたんこをはじめ、
「鳥と雲と青空」な作品も多数納品した展示が
5/4~12まで伊豆の「ギャラリーnoir/NOKTA」さんで開催です!

陶芸を始めた頃からの憧れの場所だったので、
お話をいただいた時はとても感慨深かったです。

お近くにお越しの際は、ぜひお立ち寄りください。
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ギャラリーnoir/NOKTA
mini bird
cafe trois
伊豆の国市中750−1

※展示期間中カフェ営業があります。
5/4.5.6.7.8.11.12
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作品の製作、教室や旅するフォルケホイスコーレなどの活動費に使わせていただきます。よろしくお願いします☆