子どものため日本語教師:岩井香織

ワシントンDC在住の日本語教師 海外で生活をする子どもたちの継承日本語教育 楽しい授業…

子どものため日本語教師:岩井香織

ワシントンDC在住の日本語教師 海外で生活をする子どもたちの継承日本語教育 楽しい授業を大切に 先生になるまでは国連やアメリカの政府機関で途上国の教育の仕事(教育学博士) 継承日本語についてのブログはこちらから:http://japanese-instructor.com/

最近の記事

プロジェクト型学習のワークショップで学んだこと

少し前の話なのですが、自分の記憶の整理のためにも8月中旬に受講したプロジェクト型学習(PBL)のワークショップについて書いてみたいと思います。まずはワークショップの雰囲気をざっくりとご紹介し、その後、私が大切だと感じた学びについて書いてみたいと思います。 ワークショップの雰囲気このワークショップ、アメリカのPBLWorksという団体が行っているもので、私は今回、一番最初に全員が受講しないといけない3日間のオンラインでのワークショップに参加しました。朝10時から夕方5時までの

    • 読書の時間:「探究」する学びをつくる

      今日は最近、読んだ本について書いてみたいと思います。子どもたちに日本語を教えていく中で、個人的にとても大好きで多くの可能性を感じている「プロジェクト型学習」ですが、今回はこの学習方法について書かれた本のお話です。この本、実は、日本語は全く関係ないく、アメリカのサンディエゴにあるハイテック・ハイという学校のプロジェクト型学習(PBL)の実践について書かれたものです。 いろいろな視点から読んでみる。 さて、この本、どの視点から読むのかによって読み方や注目する点も変わってくるのか

      • 継承語教育におけるプロジェクト型学習の魅力とは

        2020年11月13日・14日の週末にカリフォルニア大学ロサンゼルス校のNational Heritage Language Resource Center (NHLRC:全米継承語リソースセンター) の主催で「Virtual Summit on Project-Based Learning(プロジェクト型学習バーチャルサミット)」が開催されました。 アメリカの継承語教育の中心的な役割をになっているNHLRCが開催するプロジェクト型学習の会議です。しかも自宅からバーチャルで

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