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四男、2歳に。

こちらのnote、とても久しぶり(半年ぶり)の更新です。
石徹白洋品店の平野馨生里としてのnoteはちょこちょこ書いてきました。こちらの子育てnoteも更新したかったのだけど、なかなか手付かずで久しぶりです。

5月10日、四男がついに2歳になりました。パチパチパチ!とても嬉しいです。

この4月からは保育園に入ることができて、ようやく仕事ができるようになってきました。石徹白保育園はとても規模が小さくて定員15名。今年の3月までは14名在籍、待機園児2名という、初めての待機児童。

子供が増えて嬉しいばっかりですが、活発で遊びたい盛りの1歳後半児をオフィスで夫と交互に見ながら仕事をするのは、本当に本当に大変でした。

自分で仕事をしているし時間の融通も効くから、子供を見ながら仕事をすることもできるかな??なんてちょっと思ったけど、真逆でした。自分で仕事をしているからこそ、自分が動かないと何も動きません。仲間はいるので、もちろん任せることはできるけど、最終的に売り上げを伸ばしたり、当たらな取り組みを始めたりするのは、経営者の仕事。

保育園に預けられないことは、会社の存続に関わると真剣に思いました。特にこの地域は他の選択肢がなくて、最寄りでも30分も峠を越えて行く保育園しかないので、ここで預かってもらえないと自宅でみるしかありません。

昔は保育園なかったけど、大家族でおばあちゃんやおじいちゃんが小さな子供たちを見て、若い人は働くのが当たり前で、「乳をやったら、姑さんに任せてわしは働いた・・・」と80代、90代の媼たちは教えてくれました。(その裏側には、本当は自分で子供をみたかったという思いもあるので、今は幸せなのだと思いますが・・・)

仕事も家事育児も全部しなければならない核家族が前提になった今の社会では、社会インフラとして保育園や家事の外注サービス(これは石徹白では受けられないけど)、ひいては地元の飲食店さえ、重要な存在であると切に感じています。

いずれにしても、どうにかして、四男誕生以降のこの2年、(いろんな意味で)生き抜くことができたことに、私たち夫婦に拍手を送りたいです。笑


さて、うちの子供たちは・・・
長男は5年生、次男は2年生、三男は年長、四男2歳と、ずいぶん落ち着いてきました。本当にありがたいことです。これまでのことを考えると、家の中のカオス感はずいぶんマシになってきました。

私自身、授乳がない、四男をおんぶしたり抱っこしたりし続けなくてもいいということで身体的にだいぶん楽になりました。肉体が疲弊しても、一晩寝れば回復する状況にようやくなった・・・という感じです。

かつ、長男はもうしっかりとしているので、お手伝いを頼めばやってくれるし、大人みたいな感じで戦力になります。この時がやってくるのをどれだけ待っていたことか・・・

次男はそういうタイプじゃないけど、自分で自分の作りたいものが作れるようになったり(モノづくり男子)、漫画を黙々と読んだり、これまで癇癪で発散していたエネルギーを異なるところに注ぎ込めるようになったのか、落ち着きが出てきました。

三男は、ここにきて、非常に女子力が高いことが判明。家族のことをちゃんと眺めて、手を貸したりしてくれます。私にも気を遣ってくれて、広い視野を持っている、母性がある、家のことを(もうちょっと大きくなったら)任せられるのかもしれない・・・なんて淡い期待を抱いています。

四男は・・・最強です・・・。兄たちに猛烈に愛されている王子様なので意思がはっきりと強くなってきてさらに強さが増してきました。少々癇癪があるので、気に入らないと汁が入っているお椀を投げるという、非常に危険な人物なのですが、それでもかわいいのでみんなに愛されています。


と、少し落ち着いてきたとはいえ、毎日ダッシュしている感覚です。洗濯機は2回か3回くらいは回すため、洗濯物の量は半端ありません。朝9時の始業に向けて、四男のお弁当作り、昼夜の食事の仕込み、下に落ちたご飯粒などを拾うところからの家の片付けと掃除、布団干したりゴミ捨てたり、ヤギに水をやって外に出したりなんやかんや・・・(もちろん、これらは私1人ではなく夫と分担)8時半から9時に保育園に下の2人を送っていくと、心底ホッとしますが、その時点ですでにフラフラ・・・

仕事始まりの朝礼に淹れてもらえるお茶や珈琲でかなり癒され、これから始まる1日の元気の源になっていて、1人ではなくて仲間と仕事していてよかったなぁ、なんて、この瞬間にしみじみと感じています。

「今が一番いい時よ」
なんて、子供が巣立った先輩ママさんに言ってもらうので、ぜいぜいハアハア言いながらも、そうかそうか、今が一番いいのだよね、幸せだよね、と自分を励まして、無邪気に遊んでいる可愛い我が子をみて「可愛いなぁ」と思える瞬間を大切にしようと努めています(努めなければならない時と、そうではないときと両方あります)。

そんなこんなで四男2歳。なんとか生きております。
これが余裕を持って生きております、瞑想できる時間が持てています、じっくりと思考を巡らすことができております
みたいになったら、きっとまたぐんと異なるフェーズに移行して、異なる世界が見えているのだろうと思いますが、まだあと数年はかかるのかな・・・

乱文乱筆ですが、最後まで読んでくださった方、どうもありがとうございます。読んでいただけるかわかりませんが、私の精一杯の子育て記録として。

また時間をみて、育児日記を書きたいと思います。


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