2022年3月15日更新*基本情報|北海道 十勝 芽室町
アクセス
最寄りの空港は、とかち帯広空港です。
とかち帯広空港から芽室町へは、車で約40分。
公共交通機関を利用する場合は、
空港から帯広市内へ向かう連絡バスで帯広駅へ(約40分/運賃1,000円)
帯広駅からはJRで芽室駅へ(20~30分/運賃340円)
JRの時刻検索は、こちらからどうぞ。
※とかち帯広空港発着便は、東京(羽田)のみです
他の空港から来る場合は羽田空港で乗り継ぐか、新千歳空港から陸路で向かいます。JRは特急(自由席)利用で芽室駅まで約2時間40分/5,850円、高速バスのミルキーライナー利用で帯広まで約2時間40分/3,800円です。
冬について
「十勝晴れ」の言葉どおり、年間を通して晴れの日が多い十勝地方は、道内では比較的雪が少ない地域です。10cm以上の積雪で、夜中に除雪車が道路の除雪をしてくれます。
※積雪し始めたのが朝方の場合など、雪が降るタイミングによっては除雪が間に合わないことがあります
とはいえ、たまにドカ雪が降ることもあります。除雪車による除雪は道路だけなので、駐車場や、玄関から公道までは自力で行います。戸建てにお住いの方は、小型の除雪機を利用している場合もあります。
一晩で、これだけ積もることもあります。たまにですけどね(2枚目の写真にご注目)。
冬の必需品
●スノーブーツ
アウトソールが滑り止めになっているブーツです。しっかり積雪している時は滑りませんが、凍結した道はとても危険。冬道に慣れていない場合は、小幅でゆっくり歩きましょう。
スノーブーツは、ショートタイプからロングタイプまで、いろんなタイプがあります。お気に入りの一足を見つけましょう♪
※多少お値段が高くても、しっかりとした作りのブーツを選びましょう。安いブーツは2,3年で水漏れしてしまうそうです💦
冬道といえば、厄介なのがブラックアイスバーン。ただ濡れているだけに見えますが、凍っています。ツルツルです。こういう道を見かけたら、慎重に歩きましょう。特に、夜は要注意です。
●除雪道具
いろんな形状や大きさがあります。自力で扱えそうなものを選びましょう。
車をお持ちの方は、車に積もった雪を落とすスノーブラシも必須です。外出先で積雪しても対応できるように、車に積んでおきましょう。コンパクトな雪かきスコップも積んでおくと安心です。
●スタッドレスタイヤ
車に乗る方は、冬になる前にスタッドレスタイヤへの交換が必要です。北海道で雪が降り始めるのは、平地で11月上旬頃、山間部では10月下旬頃です。タイヤ交換は、10月下旬~11月上旬に済ませる方がほとんどです。自力でできない方はガソリンスタンドで交換してくれますので、車にスタッドレスタイヤを積んで行きましょう。交換料金は、軽自動車で2,000円くらいです。
ちなみに、夏タイヤへの交換時期はゴールデンウィーク前後ですが、山間部ではこの時期でも積雪することがありますので、行き先に応じて交換時期を決めましょう。
●その他カー用品
フロントガラスの氷を解かす氷解スプレーや、冬用のウォッシャー液なども用意しましょう、
※貼り付けた商品のリンクは一例です
冬道運転
急発進、急ブレーキは厳禁です。凍結した路面は滑りやすいため、発進も停止も緩やかに。スピードを出さず、車間距離をとりましょう。こちらなど、冬道運転のコツを紹介しているサイトがたくさんありますので、ぜひ情報収集してください。
水道
●契約
北海道では、契約のない水道は凍結防止のため閉栓しており、新しく使用する場合は事前に役場の水道課へ届け出が必要です(平日8:45~17:30)。開栓作業は届け出後に行うため、入居前に連絡しておかないと、飲み水どころがトイレも使えません。水道については、こちらをご覧ください。
●料金
基本水量10立方メートルで、上水道の基本料金は、口径が13~25mmで1ヶ月2,370円、下水道は1,381円(いずれも税別)。東京23区の約2倍です。ただし、芽室町では、使用水量が5立方メートル以下の場合は料金が半額になるため、使用量が少ない方は都会とあまり変わりません。
●水質
個人的な感想になりますが、都会と比べると断然美味しいです。水道水がそのまま飲めます。毎日の洗顔で肌質も変わりました。
●水抜き(水落とし)
寒冷地では、冬は凍結防止のため水抜き(水落とし)を行います。方法や水抜きした方が良いタイミングは建物によって異なりますので、物件を管理している不動産会社などにお尋ねください。
※私が住んでいるアパート(築20年弱)は、2,3日程度の外出なら水抜きしなくても大丈夫ですが、古い建物は1日で凍結することがあります。凍結防止のため、家を空ける時も暖房をつけっぱなしにするお宅もあります
光熱費
●電気(北海道電力)
基本料金も従量料金も、他地域の電力会社と比べて高いです。土地が広大で人口密度が低いので、やむを得ないと思います。使用に差し支えない範囲内で契約容量を低くする、毎月の使用量が多い場合はプランを変えるなど、契約を見直すことで料金が抑えられる場合があります。
ちなみに私は、従量電灯Bの15Aで契約しています(ブレーカーが落ちないよう、電化製品の使い方には気を付けています)。
●ガス
都市ガスが通っている地域は限られており、ほとんどの地域はプロパンガスです。十勝には帯広ガスがあり、帯広市内で供給しています(大空町を除く)。プロパンガスは都市ガスと比べ、料金が2倍以上。私の場合、お湯は電気ケトルで沸かす、お風呂はシャワーで済ませる、シャワーヘッドを節水タイプに交換するなどして節約していますが、それでも月4千円くらいかかります。
●灯油
単価が変動しやすく、使用量が同じでも料金が大きく変わることがあります。ただ、電気やガスのように基本料金がないので、暖房を使わない夏場はほとんど料金がかかりません。
●冬の光熱費
こちらは、2019年に調査した、冬の光熱費アンケートの結果です(水道料金は含んでいません)。
家族の人数が同じでも、大きく幅があることがおわかりいただけると思います。
これは、住宅事情(建築した年や間取り)、エネルギーの使い方(暖房の設定温度や使用時間など)によって変わってくるためです。
古い住宅は、水道管の凍結防止のため24時間暖房をつけっぱなしにすることがあり、その場合は暖房費だけで月数万円かかるようです。
物価(日常生活に関わるもの)
基本的に、地元で採れるものや地元に材料があるものは安いですが、そうでないものは高くなる傾向があります。
●都会より安くなるもの
・地元で採れる旬の野菜、果物(5月~10月頃まで)
・ケーキや焼き菓子などのスイーツ
・賃貸物件の家賃(都心の約半額)
●都会より高くなるもの
・冬季の野菜、果物(主に本州から入荷)
・日用品全般
芽室町のいろいろ
Youtubeの下記チャンネルに、買い物場所、公共施設やスポーツ施設、会える移住者さんの紹介などを動画にまとめていますので、お時間のある時に是非ご覧ください。
こちらも是非!
某歌劇団風の男役と娘役が芽室町を紹介しています(笑)。
レジャーとお出かけスポット
電動アシスト自転車に乗って、芽室の風景や食、農業体験を楽しむ「めむろ散走」や、ファットバイクで雪原を走る遊びを提供する北海道めむろサイクルツーリズム、手ぶらでデイキャンプやグランピングが楽しめる新嵐山スカイパーク、どさんこ(北海道和種馬)ベースの馬に乗って牧場の敷地内をお散歩できるD-BASEがあります。また、芽室駅から車で約20分で、ばんえい競馬が観戦できる帯広競馬場、車で30~40分で、十勝川温泉や北海道ガーデン街道に登録されている十勝のガーデンに行くことができます。
また、十勝のお勧めカフェやベーカリーなどを「Life in Tokachi」でご紹介しています。こちらも是非ご覧ください!
最後まで読んでくださり、ありがとうございました!