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心に平和の灯火(ともしび)を


今、国と国との争いのために、
多くの人々が巻き込まれ、苦しめられています。

罪のない人々が傷つけられたり、
故郷を追われています。


ただ、この戦争についての報道には、
人々を扇動するように操作されたものが多く、
特に大手メディアの報道には大きな偏りがあり、

本当は何が起こっているのか、
真実は何なのかを判断するのが難しいところです…


それに、
この二国間の戦争の歴史的背景も
とても複雑なため、

たとえ全てを理解したとしても、
どちらの国が正しいかなど、
簡単に決めることはできないでしょう。


それぞれの立場から様々な主張がされていますが、
今、現在、国と国との間に争いが起こっていて、

その争いによって世界情勢が不安定になり、
経済が混乱し、
多くの人たちが巻き込まれていることは事実です。


不安に苛まれている人が増えているだけでなく、
悲しいことに、

それぞれが信じていることの正当性を主張し合い、
人々はより一層分断していっているようです…


多くの人が戦争には反対しているのに、
なぜ戦争はなくならないのでしょうか?

「武器や燃料などの軍需産業が儲け続けるため」
「DSなど闇の勢力が人々をコントロールするため」
などと言う人たちもいますが、

本当にそうなのでしょうか?


この世界で起こっていることは、
私たち一人ひとりに起こっていることの象徴である
という考え方があります。

私たちの心の中で起こっていることは、
遅かれ早かれ、目の前に必ず現象として現れる
とも言います。


そうだとしたら、

私たち一人ひとりの心の中に争いがある限り、
戦争という現象はなくならないのかもしれません。


逆を言えば、もしも世界中の人が、
日々、心を穏やかに保つことができたのなら、

私たちがもっと周りの人と対話し、
理解し合おうと努めたのなら、

そのときやっと、
この世界から戦争がなくなるのかもしれません。



真の悪徳だと言われたプーチンは、
人の話を聞かない独裁者だと非難されていますが、

私たちは、どうでしょうか?


人の意見に真摯に耳を傾けているでしょうか?
自分の主張を相手に押しつけていないでしょうか?

自分は正しくて、相手は間違っていると
決めつけていないでしょうか?

相手の言い分も理解しようと努めているでしょうか?

意見の違いを乗り越えて、新たな解決策を見い出そうと努力しているでしょうか?


意見が違う人とは分かり合えないと、
自ら線を引いてしまっていないでしょうか?

あの人には何を言っても無駄だからと、
対話することを諦めてはいないでしょうか?

表面的には仲が良いように装いながら、
心の中では憎しみ、
まるで冷戦中のようになってはいないでしょうか?


または、これまでに自分のしてきた
不義理や嘘は棚の上にあげて、

あの人にこんなことを言われた、
こんなことをされたと
非難しつづけてはいませんか?

裏切られたと恨み続けていたりしませんか?
過去に囚われてはいませんか?

プーチンが悪い、ゼレンスキーは卑怯だと非難して、戦争に反対しながらも、

多くの人の心の中は、
戦争を始めた人たちの言ってることと
同じなのではないでしょうか?


無意識にしている争いは、
他人との争いだけではありません。
自分との争いを続けている人もいます。


自分の嫌いなところばかりに目を向けて、
自分を責め続けている人もいますし、

できない自分を許すことができずに、
「葛藤」という戦争状態にいる人もいます。


他人と対話しないだけでなく、
自分自身の身体の声も聞こうとせず、
身体を痛めつけている人もいますし、

自分の魂の声を無視し続けて、
欲望のままに生き、
自らの魂を傷つけている人もいます…


私たちは知らず知らずのうちに、
心の中で自分自身や他人と争っていて
戦争状態にあり、

画面に映る世界情勢は、
私たちの心の写し鏡となり
それらを教えてくれているのです。


もしも目の前にある全てが、
何かを氣づくために存在するのだとするなら、

目の前に起こる全てのことが、
私たちの進化のきっかけとなるよう
用意されたものであるとしたら、

争いや悲惨な状況を目にしている私たちは、
改めて自分たちの生き方を見つめ直すときが
きているのかもしれません。


争いのない世界のために、
私たちができることは何でしょう?

戦争反対!STOP WAR! と
声をあげることも大切ですし、

皆で集まり、祈りを捧げることも
素晴らしいことですが、

一時的な平和活動だけではなく、
平和への祈りを日々の行動に込めるだけで
できることはたくさんあります。


「これまでの長い間、平和な世界を願いながら
亡くなっていった多くの人々に心を寄せること」

「親やご先祖さまに感謝し、
決して切ることのできないご縁で結ばれた家族と、
もっと仲良くすること」

「安全な場所で寝られること、
家族と一緒にいられること、
食べたいものが食べられることなど、
当たり前の日常に感謝すること」

「心を穏やかに保ち、葛藤をなくし、
自分を卑下したり、傷つけることをやめること」

「他人を責める前に、己の過ちを振り返り、
赦す心を持つようにすること」

「自分の考えばかりを押しつけずに、
相手の意見も尊重すること」

「たとえ知らない人であっても、
思いやりをもって接するようにすること」

「自分の利益だけを優先せずに、
より良い世界のために何ができるのかを
考えていくこと」

「支配者を憎んだり、
社会の醜さを非難するだけではなく、
もっとこの世界の美しさの方に
フォーカスすること」など、


どれもごく当たり前のことばかりですが、

世界中の人々がひとつにむすばれ、
それぞれが心に平和の燈(あかり)を灯し、
周りを照らし続ければ、

必ず平和な世界に
変えていくことができるでしょう。


次に何が起こるのか、
情報通のYouTuberを追い続けても、
たとえ世紀末に関する予言を知ったとしても、

世界の平和が実現できるわけではありませんし、
霊的成長ができるわけでもありません。


それに、きっとこの戦争が終わる頃には、
次の不安材料が用意されていますから、

人々はまた、
次の新しい情報を集めるために必死になり、

挙げ句の果てに分断され、
「この世界は狂っている」
と嘆くことになるでしょう。


この世界を狂っていると見るのか?
奇跡のように美しい世界だと感じるのかは、
私たち次第です。

どうか、起こっていることに、
惑わされず、振り回されず、

かといって、
目をつぶって知らないふりをするのではなく、

全てを進化の糧とし、希望を持って
前へと進んでいきましょう。


心に平和の灯火を


世界中の全ての人の心に平和が訪れ、
平和であることが
当たり前の世の中になりますように、


地球が愛のエネルギーで満たされますように
お祈りしています✨


🤍🤍🤍 KAORI


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