個人年表作りと申酉天中殺の話
2022年5月3日のツイートまとめ。前半が個人年表作りの話で、後半が当番の天中殺の話。
自分の年表を作っていた。表というか、Wordでベタ打ちだけど
自分は何年に何歳だったのか
その年、個人的に何が起きたのか
その年の国内外の事件
その年の報道を覚えているか
その年にどんな本やどんなフィクション作品を好んで鑑賞していたか
その年に大きな傷つきや失敗があれば、思い出しながら気が済むまで顛末を書き出す。
そのことについて当時の気持ちが思い出せればそれも書き出す。
自分の現在にもそのこと自体や当時の気持ちの影響が残っているようであれば、自分の現在にどう影響しているのかも書く。
昔はこうだったけれど、今はもういいなとか、見方が変わったなと思ったら、それも書きだす。
気が済むまで関連事項が書けたら、あらためて「2022年現在、それは〇年前に当たるか」を計算する。
Wordの画面を眺めながら記憶を漫画か映画のように脳内で回想場面として流し――
「そして〇年の時が流れた。2022年、茨城県」
と脳内でナレーションをつける。脳内画面は晴れた関東平野の彼方に青く霞む筑波山の大ゴマ
そして「〇年て」と自分で自分にのけぞる。だって〇の中身が20年とかなんだもの。
「長く残ったもんだねえ、この古傷」とも思うし、「長く残るものなんだよ、ショッキングな出来事は」とも思う。「そして20年の時が過ぎた。2022年、茨城県」とか言ってのけぞることができるのは死なずに歳を取ったからでもあるし、その20年前がもう既に結構おとなだったからでもある。
当番の現在が28歳だったら、8歳の頃の悲しみを「そして20年の時が過ぎた。2022年、茨城県。当番は28歳になっていた」と脳内ナレーションができるようなユルさはまだなかったと思うしね。
サタリタの年にめちゃくちゃ色んなことが立て続けに起きていて、書いていてあらためて呆れた。星見当番の爆誕自体がサタリタの年だしな。あと40歳の年にも色々なことが同時多発で起こりすぎててページ数が大変なことになってた。というか星見当番になって12年目が40歳。節目でしかなさすぎるワロタ。
干支で言ったら両方とも申年なんだよなあ。何なんだろうね、当番さん申年に何かあるめぐり合わせなんだったっけ?28歳の12年前は16歳、その12年前は4歳と考えてもなーんか、何らかの環境変化があるんだよね。待って、じゃあ次は52歳でまた何かあるの当番? うっっっそ要経過観察??
ア゙ア゙ア゙ア゙ア゙申酉天中ゥゥゥゥ
算命学クラスタの皆様笑ってくださりませ申年のたびに何かしらの節目が来るなと思ってたら当番は。
待って、申年って木星は……木星乙女座イヤーってこと??
あ、違うサタリタの年28歳じゃないわ。あれ?30歳になる年の誕生日前だから29歳だ。サタリタの年が申年なのは確かだ。40歳の年が申年にならないだけだ。
ええと計算しなおすとサタリタの年がたしかに申年で当番は29~30歳、この年に当番は星見当番を名乗り始めている。その次の申年が41~42歳で、40歳の年(未年)ほどのたてこみはないものの、当番活動の方面で何かとあれこれやってはいる。
サタリタ前の申年は当番高校3年生で17~18歳、翌酉年は大学1年生。その前の申年は当番5~6歳で幼稚園年長組、翌酉年は小学1年生。
今年(※2022年)は何だっけ、寅年だっけ。
次の申年には54歳か……
プェッッッッ(次の天中殺イヤーには54~55歳という事実に変な鳴き声しか出ない当番)
【2024年追記その1 個人年表のこと】
2022年当時、当番が個人年表を作っていたのは、フォロワーさんが提供していた有料通話サービス(お話を聞いてもらう。2024年現在は実施していない)を利用するためでした。当番が何をどう経験し、どこで傷つき、何を拗らせているのか、通話サービスで何を話して何を省くかを検討するために個人史を時系列で書き出してから決めたんですね。ノープランで喋ったら必ずどこかで話がループすると思ったから。
ぜんぶ時系列で書き出したら気が済んだので、通話サービス本番では年表に書いた内容、ほとんど使いませんでした。的を絞った話ができて(※当番比)よかったと思っています。思えばこれ、「お呼ばれの席で食事をガツガツ食べないようにあらかじめ自宅で軽く食べてから出かける」というお嬢様ライフハックみたいなものでは。
【2024年追記 申酉天中殺のこと】
当番は庚辰の日に生まれておりまして、算命学で言う「申酉天中殺」です。庚辰から順に「庚辰、辛巳、壬午、癸未……」と数えていったときに「未(ひつじ)で癸(みずのと。きのえ、きのと、ひのえ……と数えたときの、十干のしんがり)が来てしまって、次の『申』と『酉』には十干が割り振られず『空亡』となる」から、申酉空亡(さるとりくうぼう)、あるいは申酉天中殺(さるとりてんちゅうさつ)。確かね、申酉を音読みする場合は「しんゆう」だったと思う。しんゆうてんちゅうさつ。
個人年表を作ってみたらなぜか申年に何かが起きて節目になっていることに気付き、それがきっかけで「知ってはいるものの普段は忘れている自分の申酉天中殺」を思い出したわけですが。「ものすごく悪いことが起きてた」わけではなく「後から見返したらこの年が節目だったなとわかる」程度の何かが起きてる感じです。渦中にいる間は全然わからないです。
狙って節目にできるわけではなく(「よーし申年が来るから何かやるか!」的に当番から節目を作れるわけではない)、しかしながら後から振り返ると申年に流れが変わってると必ず気付く、みたいなやつです。節目なんだが、どんな節目になるか選べた試しがないのが申酉天中殺当番の申年。
この「申年が来るたびに何かある申酉天中殺持ち当番の話」を天海玉紀先生がピックアップしてくださいました。メンバーシップ掲示板だからメンバーしか読めないかな。リンク貼れるかな。
上記リンクに寄せられた他のかたの体験談を読むに、「天中殺の年に必ず何かが起こる」わけでもないようです。「毎回何かが起きてる」当番の場合は、申酉天中殺の中でも申年が巡ってくるたびに元々の命式とバチバチの関わりが発生するためにそういうことが起きてるらしいです。
上記リンクが読めない場合は、天中殺全般の解説シリーズ3記事がおすすめ。当番は算命学については「いちねんせい」以前の門外漢です。算命学について知りたい方は算命学のプロをお訪ねください。
【余談。当番と天中殺のつきあい】
当番は算命学については本当に門外漢です。自動計算ソフトで自分の命式と人体星図を出せるだけ(当番が使っている西洋占星術用の計算ソフトは算命学や四柱推命の命式を出せます)。自分が申酉天中殺であることも普段は忘れているレベルです。西洋占星術で言ったら「自動計算サイトで自分の出生図は出せるが、まったく読めない。天体とサインの記号と名前はかろうじて知ってる」と同レベルなのが当番の算命学レベルです。
ただ、古巣の楽天ブログで書き始めた頃(楽天ブログ『星見当番の三角テント』は2024年の12月開設です)から、当番ブログの読者さんが「私〇年が天中殺で、有名な占い師の先生が〇〇って言うから怖くて」と当番ブログのコメント欄や掲示板へ書き込んでくるので長年「お噂だけはかねがね……」状態でした。
(楽天ブログの掲示板サービスはもう終了しています。コメント欄はスパムが湧くので閉じました)
当時もブログに書いたのですが……当番がやっているのは一応西洋占星術ブログなので……そこで天中殺のご相談をされるのは「耳鼻咽喉科に来て『隣の整形外科で足が折れてると言われたんですがどうすればいいですか』と訊くようなもの」ですので。そこで「えっ、占いは占いでしょう?」と言われましても「それは耳鼻咽喉科も整形外科もお医者さんでしょう?」と言われるようなものなので……足の骨のことなら整形外科に行ってください……!
約20年前にはね、そんなこともあったんです。一大天中殺ブームを巻き起こしたいにしえの脅し系人気占い師は本当に迷……いや影響は絶大でしたよという話です。当番ブログのような辺境にも「怖いですどうしましょう」と相談が来るくらいでしたから。今はいい時代です、「当番は門外漢なので、天中殺について知りたいなら算命学の先生のとこへ行ってください」は20年前から変わらないですが、2024年は更に「こちらですよ!」と安心してリンクも貼れるので。
個人年表を作って過去を検証してみるのは、何にせよおすすめです。天中殺イヤーは12年のうち2年間、必ず巡ってくるので「過去の天中殺イヤーに実際どんな体験をしたか」振り返っておくのは大切。当番みたいに特定の干支が巡る年に必ず何か起きてるかもしれないし、それが天中殺イヤーの片方に当たっていることもあるかもしれない。天中殺イヤーには特に何事も起きなかったけれど、別の干支が巡る年にいつも何かがあって、その干支が自分の命式に深く関わりがあるかもしれない。
まず「これまでのあらすじ」を出して、占い結果と突き合わせしておくのは大事です。それが算命学であっても、西洋占星術であっても。
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