名もないトマトほか
note公式の連続更新チャレンジ、4記事目。今日のお題は #夏の旬食材レシピ 。夏の旬食材か……トマトだな! 温室トマトが通年出回ってはいるものの、トマト本来の旬は夏! 露地栽培のトマトがおいしい季節ですもんねえ。
名もないトマト。ありあわせのトマトを1センチ角くらいのザク切りにするじゃろ。ちいさいボウルに入れて塩コショウちょいと振り、好きならニンニクみじん切りかニンニクチューブ入れるじゃろ。オリーブオイルに粒マスタードにレモン汁、すべてカレースプーンに1杯ずつ。混ぜて汁が出るまで冷やす。汁まで美味い。
粒マスタードたっぷりだが辛くはないよ(練りカラシや粒じゃないマスタードは辛いからダメよ)。粒マスタード苦手ならオリーブオイルとレモン汁だけでもいいよ。箸やフォークでは食べづらいからスプーン添えるといいよ。冷奴によし素麺によし冷製パスタによしガーリックトーストのトッピングによしよ。
レモン汁は酢でも可。味見してみて酸っぱすぎるなと思ったらお砂糖か蜂蜜、ティースプーンに半分くらい入れるといい。
食欲ないとき、冷えた名もないトマトを小鉢に盛って市販の温玉割り入れてスプーンで食べる、うまい。お豆腐入れて崩しながら食べるのもうまい。もう少し食べられそうだなと思ったらトースト焼いて、汁を吸わせて食べる、うまい。
実はチンして温めてもそれなりにうまい。
ありあわせの野菜を(加熱が必要なものは加熱して)マイユ種入りマスタードと任意の植物油と任意の酸味料で和えて、食材から汁気が出るまで冷やせば何でもおいしいんじゃ。名乗るほどの名前はないが冷蔵庫で1週間くらいもつぞ(おいしすぎて3日くらいでぜんぶ食べてしまうが)。
トマトと生ピーマンの酢油和え
トマトを小指の先くらいの大きさにサイコロカットするじゃろ
生ピーマンの種を取って小指の先くらいの大きさに角切りするじゃろ
そのトマトとピーマンを同じボウルに入れてオリーブ油と酢を同量ずつ振るじゃろ(トマト1玉ピーマン1つの組み合わせ1単位につき油と酢大さじ半分くらい)
さっくり混ぜて塩胡椒、冷奴に載せたら美味
酢はレモン汁でもよし。ピーマンは絶対生で。なお、ピーマンをシシトウに変えると大人味
生のピーマン苦手なお子様にはツナ缶も足してあげるとなおよし
好きならタバスコかけてもよし。素麺に添えてもよし
シャキシャキ生ピーマンと瑞々しいトマトのシンプルな酢油和え、うまいぞお。冷奴にのせてもいいし、焼いたパンにのせてもいい。時間を置くと水分が出るけれど水分までおいしいからカリッとトーストしたパンにでも吸わせて食べるといいぞお。作り置きできるからトマトとピーマンが安いときに作るといいぞお。
火も使わないしな!!味はうっすらつけるだけにして、お肉やお魚にかける「食べるソース」扱いしたっていいし。アジやサバ、メカジキなんかを焼いた上にかけるとおいしい、冷しゃぶやサラダチキンにかけてもいい。市販の生野菜サラダに足して追いドレッシングしてもいい。
酢と油と塩の浸透圧でトマトから汁が出てくる、そのトマト汁を舐めてみて「旨ぁい! 飲み干したい!」と感じるくらいに味を調整する。お好みの濃さでよし。酸っぱいのが苦手なら砂糖かはちみつをティースプーン半分くらいずつ足して味見しながら調節。甘みは酸味を和らげる。トマト本体の甘みにも左右されるので必ず味見をする。当番は酸っぱいのが好きだから味見して更に酢を足すことが多い。トマトが青くてうまみが少ないようならうまみ調味料を足す。
ピーマンが余ったら? 種を撮って縦1センチ幅くらいに細長く切って、ちょっと水を振って電子レンジ600Wで1分(500Wなら1分10秒)くらい加熱したあと冷水で色止めして、おかか醤油で和えるのがいちばんラクでおいしいと思うわ当番は。真夏の台所における当番の「ラク」は「直火の前に立たなくていい、汗をかかない」という意味です。当番、切るのと味付けは苦にならない性分。切るのが苦になるタイプだったらごめんあそばせ!
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