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アイデンティティーは周りの環境に左右されるよね

「人って生まれた場所で性格って変わるんやな〜」
初めてそう思ったのは、コロナ前で外国人がわんさか日本にいた頃です。
顔は日本人なのに、喋り方や佇まいがTHE Americanな彼を見てそう思いました。
声も大きいし、身振り手振りが激しめだった彼。きっと日本に育っていたら変わっていたのかも、と。

私は外国で生活したことがないので分からない感覚かも〜と思ってましたが、大阪から長野に来てその感覚を実感しました。

まず私は兵庫県出身ですが「関西出身?」と聞かれるほど関西色は薄めのタイプです。
仲良くなれば関西弁でベラベラ話しますが、仲良くなる前は敬語でよそよそしいと思います。見えない薄い壁を作りがちなのです。
そのため薄い壁がある人(特に職場の人)には関西出身だと思われません。


そんな関西濃度薄めな私が長野に引っ越してきました。
周りは関東や信州の人ばかりなので、関西が薄めな私でもちゃんと”関西人”として認識されます。

そのせいか薄い壁を作っていてもイントネーションでなんとなくバレるらしいです。「関西の人だと思ってた〜」恥ずかしい、すましていたのは自分だけだったみたいです。

私には長野の人、群馬の人、埼玉の人の特徴は分かりませんが、周りからは関西弁を話せば関西人だと丸分かりなのです。


「私って思ってるより関西人かもしれない…?!」
長野の暮らしで、自分の関西人魂が主張しだします。

「周りの人より関西弁うまいかもしれない…?!」(当たり前)
「周りの人よりたこ焼きにこだわり持ってるよね…?!」(言うほどない)
「周りの人より笑いに敏感だよね…?!」(人による)

えーー、私ってめっちゃ関西人やん!
こうして大阪にいたときには感じなかった自分に気づきました。


関西人というアイデンティティーに気付けばこっちのもんです。
自分の中に”関西おばちゃんキャラ”を確立させるのです。
その一つが「飴ちゃんいる?」であり、「儲けなあかん!」なのです。

私にとって関西おばちゃんキャラをするのはとても楽ちんです。
だって私は関西おばちゃんだから。誇張しているだけで偽りではないのです。

しかも長野にはあまり関西おばちゃんはいません。
競合他社はおらす、ブルーオーシャンなのです。
関西人でよかったー。



と思っていたら、こんな動画を発見しました。
顔はイギリス人でも中身は関西人の彼女。
彼女はどっからどう見てもバリバリの関西人で、関西にいても関西人だとわかるタイプです。
ほぼ原液で、水で薄めた私とは濃度が全然違います。


同じく今も大阪には現役の関西おばちゃんもいます。
生まれた時から根っからの関西人の方。
当たり前ですが、そんな人には敵いません。本家本元には勝てないのです。

きっと私の関西おばちゃんキャラは長野にいる期間限定かなぁ。
野菜だけじゃなくキャラクターにも旬の時期があるんですねぇ。

「私って○○かも」
と気づく時って、周りと自分が違うと感じている時なのかもね。
ジョシュアさんの他の動画を観ながら、新しい気づきをもらいました。
他の動画も面白かったのでよかったら観てみてください〜!



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