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【長野在住】たまには東京で都会の風を感じに行く

長野に住んで一年半が経ちました。関西の時よりも、東京へのアクセスがしやすいので、年に数回は東京に行くようにしています。なので、関西の実家に帰るよりも東京に言っている計算になります。大阪も好きだけど、やっぱり東京は日本の首都だけあってすごいな!と思います。
ちなみに今月も東京に行ってきました。


まずは長野から出る気持ちを作る

まずお伝えしておきたいことは、私は長野が大好きだということ。
長野に住んでから自分を深掘りできたし、生活が豊かになりました。特に衣食住など暮らしの土台に自分の軸ができたと思っています。
しかし残念ながら、都会のように百貨店があり常に最新のトレンドに触れられるかというと、そうではありません。お店のこだわりはありますが、都会のキラキラしたあの独特な空気感は、近所では味わえません。休日はすっぴんでスーパー・図書館・喫茶店を順番に巡っている女です。そのため、東京に行くための気持ちづくりはとても大切です。

気持ちづくりに大事なことは、「私は、東京に行くんだ!」と思うことから始まります。まず、普段は流し見をしているSNSで、行きたい場所をおさらいします。私は電車の乗り換えが苦手なので、なるべく徒歩圏内で行けるところをチェックします。今回は東京駅〜銀座のあたりに行きました。

そして都会に向かう武器を用意する

だいたいの予定が決まったら、次は都会に向かうための武器を用意します。ここで言う武器とは、攻撃するものではなく自分を奮い立たせるものです。なんせ、普段はすっぴんで近所をウロウロし、おしゃれとは無関係で生きてしまっています。パートには最低限のメイクをしますが、香水やネイルなどプラスαなことはしていません。はっきり言ってとても地味です。
しかし、東京に行く時はこの地味な空気を纏っていてはいけません。ぼさ〜っと「東京楽しみなり〜」とふらふら行こうものなら、キラキラした場所や人が眩し過ぎて歩けなくなります。

今回は、リップとハンドクリームを事前に購入し「私は、来週、東京を歩くんだ!」と数日前から暗示をしました。この二つの武器は、その都度塗り直しができるので、トイレに行く度に奮い立たせてくれます。お守りのようなものです。
これでどんなキラキラした場所や人と遭遇しても、おどおどせずに対処できます。

しかし、東京は想像以上に都会だった

銀座にはたくさんの百貨店やハイブランドでラグジュアリーな路面店がたくさんあります。建物の高さも長野とは比べ物になりません。でも、大丈夫。私の唇はプルプルしています。まだ東京に着いたばかり。
また東京駅のあたりに戻り、丸の内も散策しました。銀座と同様にハイクラスでイケてるお店が並んでいます。友人と気になるお店に入ろうか〜となり、銀座と同様、丸の内でもウィンドウショッピングを楽しみました。

丸の内のお店に入った時に、背の高くてスレンダーなお兄さんが接客をしてくれました。佇まいはもちろん、ファッションもヘアセットもとても綺麗です。しかもメイクもされており、恐らく20代であろう彼は内側から眩い光を発していました。まさしく、テレビで言う丸の内のおしゃれな男性とはあなただったんですね!を体現している完成形でした。
完成形のお兄さんの周りには、都会の風がビュンビュンに吹いていました。その風の影響で、恐らく私の周りは長野の粉雪が舞っていたでしょう。丸の内はレベルが高過ぎました。

刺激は大事だと痛感

その後も別のお店に入り、最新のヘアコロンを見せてもらいました。春らしいピンクの瓶に入っており、とてもおしゃれな香りがしました。「でも、この香りを纏ってスーパーには行かないなぁ」と思い、諭吉一人でお釣りが戻ってくるぐらいのヘアコロンをそっと棚に戻しました。そして、今朝見たばかりの長野の雪景色を思い出しました。私の中で、雪景色とヘアコロンは同じ世界線にはおらず、遠い異国の物のように感じました。

私は長野の空気がとても落ち着きます。自然豊かで四季を感じ、暮らしを楽しめる生活にとても満足をしています。しかし、たまには都会の風を浴び刺激を楽しむことも大事だとも思いました。丸の内の完成形のお兄さんも、諭吉でお釣りがあるヘアコロンも、長野も私も、同じ2024年を生き抜いていることに違いはありません。世界は違えども、みんなそれぞれの令和を生きています。

長野の職場ではマスクが義務なので、とうぶんは唇をプルプルさせる予定はありません。来月、関西に帰るのでその時にまた活躍してもらおうと思っています。ハンドクリームは大量にあるので、これを機に使っていこうと思います。

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