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上司の行動から生き方を学ぶ

私の上司は、
仕事中は腰を据えて
患者さんに向き合っています。

そんな仕事の姿勢に
私は強く影響されてきました。

今、この瞬間に自分にできることに
全集中して取り組む

そんな上司を信頼して
長年通ってくれる患者さんも
多くいらっしゃいます。

真剣な姿勢はとても素晴らしいのですが、
一言で言うと

自分に厳しく、人にも厳しく

仕事中はとにかく厳しいです。
表情が緩むことはほとんどなく、
声をかけることも躊躇してしまうくらいです。

そこには、
ある信念が存在しています。

母子の命を安全に守る

この責任のもと、
私たち同僚のみでなく、
患者さんにも時には厳しく伝えます。

産婦人科という診療科は
安全が守れなければ、
家族の明るい未来はありません。

家族の未来を守るため、
確実な治療を提供しています。

そんな上司の話をすると、
「頑固なだけではないか?」
と思うかもしれません。

確かに
以前はそういう印象も
半分くらい持っていました。

しかし、
上司のすごいところは
さらにあるのです。

部下にも一人の『人』として接する

部下というと、
自分よりも年齢も経験も下のことが多く、
対等な立場で接することは難しいと思います。

上司は、
私の親と同じ年齢です。
親子くらいの年齢差があれば、
こちらとしても対等の立場で
接してもらおうとはこれっぽっちも思いません。

ですが、
自分が悪いと思ったことは
「申し訳ない」
と頭を下げるのです。

上司に自分の悩みを相談すると、
意見を押し付けることはしません。
こちらの思いをくみ取るように
話をしてくれます。

人生の大先輩が
同じ立場で『人』として接してくれるのは
とても嬉しいことです。

私も、
どんなに年齢を重ねたとしても
後輩さんを同じ立場で
『人』として接していきたいです。


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