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一つの窓が生み出す子育ての輪

みなさんは
【ご近所付き合い】を
していますか?

または、
幼少期に
近所の人と
よく会話していましたか?

私は、
学校からの帰宅後や、
休みの日になると外に出て
隣に住むおばちゃんと
たくさんお話したり、
遊んでもらっていました。

時々、
おばちゃんの実家から
送られてくる笹団子を
いただくのが私の楽しみでした。

そんなご近所付き合いが
とっても懐かしく思います。

というのも、
大人になり、
色んな所に住みましたが
あの頃のようなご近所との
お付き合いはなかなかありませんでした。

しかし、
最近、引越した先で
素敵な出会いがありました。

今回は、
その出会いから考える
ご近所付き合いについて
お話したいと思います。

1.素敵な出会い

最近、
マンションから
一戸建てに引っ越しました。

恵まれたことに
我が子と同年代の
子どもたちが近所に
何家族も住んでいます。

保育園や幼稚園、小学校から
帰宅後の夕方のことです。

窓の外から
「○○ちゃ~ん、遊ぼう」
と可愛い声が毎日聞こえます。

お休みの日は、
朝から遊びのお誘いが
聞こえてきます。

我が子たちも、
家で過ごしている時は、
窓から誰かの声が聞こえたら
一目散に窓に駆け寄り、
外に誰がいるのか確認します。

そして、
「○○ちゃ~ん、おかえり~」
時には、
「○○ちゃんのママ、
今ね宿題しているよ~」
とお友達のママにも
声をかけています。

今までは、
仕事が終わって
子どもたちのお迎えに行き
帰宅後は家事に追われて
子どもの寝かしつけで一緒に寝る…

毎日の生活の中に
ご近所さんと会っても
挨拶をする程度で、
会話をする機会は
ほとんどありませんでした。

2.ご近所さんとは

そんな出会いがあり
ご近所さんって
どんな存在なのだろう…
と考えてみました。

私のご近所さんは
一人っ子の家庭が多いです。

日常生活の中に
自然とお友達がいる環境は
きょうだいのような存在
になってきます。

そして、
子どもたちが集まると、
自分の思い通りにはいかない
こともでてきます。

まるで、
きょうだいげんかのようです。

自分の意見を通そうと
時にはぶつかり、
「ごめんね」と謝り
どうしたらお互いが納得できるか
子どもたちなりに考えます。

つまり、

子どもだけの社会で
子どもたちはしっかりと成長している

ご近所付き合いは、
そんな環境を
自然と日常の中に
作り出されていると思います。

3.子育てに必要なエッセンスとは

このような
ご近所付き合いの効果は
子どもだけにあるわけではありません。

私たち
パパママにとっても
素晴らしい効果があります。

毎日、
顔を合わせていると
我が子のちょっとした変化にも
気付いてもらいやすくなります。

例えば…
「今日はとってもご機嫌だね」
「髪切ったの?かわいいね!」

こんな風に
ご近所さんから我が子への
声掛けが増えてきます。

もちろん、
自分がお友達に
声をかけることも増えます。

そうすると、
子どもたちは
パパママ以外で
自分のことを見ていてくれる人がいる
という嬉しさや安心感を抱きます。

要するに、

ここに私(僕)の居場所があるんだ

こう思えることができます。

このことは
子どもの自己肯定感を
高めてくれます。

それは
パパママも
とっても嬉しいことです。

まとめると、

地域のみんなで
みんなの子どもたちを育てている

こんな風に感じます。

核家族が増えて
子育てをパパママ2人で
頑張るご家庭が多いと思います。

我が家もそうです。
両方の実家は遠く、
じぃじ&ばぁばに会える機会も
すごく少ないです。

でも、
ご近所さんと
お付き合いが始まり、
頑張りすぎたり
不安に感じていた
カチコチの自分の心が
温められてジワ~っと溶けていく…
そんな感じを経験しました。

夫婦2人だけじゃない!
周りには支えてくれる人がいる!

そう思える環境が
現在の子育てには
とても必要なエッセンス
だと思います。

昔はきっと
こんなご近所付き合いが
当たり前だったんだろうな…

昔はもっと
子育てしやすかったんだろうな…

そんな
昔のような環境が
日本や世界に戻ってくるといいなと
思います。

我が家の【窓】は
子どもにとっても
パパママにとっても
すごく大切な【窓】です。

この窓が生み出す
子育ての輪が
どんどん広がっていくことを
願っています。





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