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【赤ちゃんの不思議シリーズ パート2】赤ちゃんの視覚の発達

前回、
【赤ちゃんの不思議シリーズ】
について記事をアップしたところ、
嬉しい感想をいただきました。

さらに、
ご質問もいただいたので、
記事を書いてみました。

ご質問をくださったのは
なつみー新生児赤ちゃんの泣き声聞き分けメソッドさん
ありがとうございます。

《質問》
赤ちゃんが照明や、
天井の隅の方を
よく見るのは何故ですか?

赤ちゃんの視線って
よーく観察すると、
大人が見る視点とは違うことがあります。
それも成長と共にまた変化していく…

不思議ですよね。

今回は、
赤ちゃんの不思議シリーズ
パート2【赤ちゃんの視力】
についてお話していきます。

1.新生児の視力はどんな感じ?

パパとママから
「赤ちゃんはいつから
目が見えるのですか?」
という質問をいただくことがよくあります。

その答えは、
「もう見えていますよ」

つまり、

新生児には視力がある

生まれた瞬間から
光に反応したり、
パパとママのお顔を
じっと見つめる動きを
見ることができます。

2.赤ちゃんの視覚はいつからできるの?

新生児に
視力があるということは、
一体、視力はいつ頃
完成しているのでしょうか?

答えは、

妊娠24週~27週で視覚が完成する

お母さんの子宮の中で
視覚はすでに完成しているのです。

3.赤ちゃんの視力の発達

みなさん、
赤ちゃんの【視力】って
どれくらいだと思いますか?

新生児は0.02~0.05程度。
これは、
視力検査で一番上の大きい『C』
が見えない視力になります。

生後6か月の赤ちゃんは0.1程度。
ここで、
ようやく視力検査の
一番上の大きい『C』が見えてきました。

3歳頃には1.0。
運転免許証の取得条件まで
発達してきましたね。

次は、
焦点を合わせて【注視】すること
について解説します。

生後1~2か月を過ぎると
動く物を注視できる
ようになります。

生後3か月以降は、
ママを見て感情を表す
ようになります。
これは、
視力と大脳皮質(知性を司る器官)が
連結されるようになるためです。

生後5~6か月を過ぎると
見えるものを取ろうとする
ようになります。
これは、
視力と運動機能が
連結されるようになるためです。

視力だけで
発達するのではなく、
脳や筋肉といった
他の機能の発達と相互作用しながら
赤ちゃんの視力は発達していくのです。

つまり、

赤ちゃんは体全体で発達していく

生命ってすごいですよね。

4.眼球運動の発達

さぁ、
いよいよ今回の本題に入ります。

眼球の動きは
下の方を見る動きから
発達
していきます。

完成するのは
生後6か月
と言われています。

つまり、

下の方から
物を見せる方がよく反応する

この過程で考えると、
ベッドに寝たままの状態の赤ちゃんは
足元の天井や天井の隅は
見やすい場所になるのでしょう。

照明も、
赤ちゃんから見ると
足元の方にあることが多いと
よく見るのだと思います。

あとは、
光に対して反応することは
視覚の発達において
一番最初に出来上がるものです。
妊娠24週頃から
その反応は見られることが分かっています。

このことから考えると、
赤ちゃんは生まれた時から
照明の光に反応するのも
納得できますよね。

赤ちゃんって
知れば知るほど
不思議がいっぱいなのです。

ぜひ、
みなさんも
赤ちゃんについて
疑問に思うことがあれば
コメントをください。

そこから、
赤ちゃんの不思議シリーズ
パート3が生まれるかもしれません。

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