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子どものやりたい気持ちを抑え込んでしまった日

こんばんは。
もやもやした気持ちで眠れず
深夜に悶々と記事を書いています。

もやもやの原因は、
我が子に対して
自分のとった行動が
良くなかったと思うからです。

今回は、
このもやもやの中身を
振り返りたいと思います。

1.今回の場面

昨日、
お友達の家に
遊びに行った時のことです。

我が子(小学1年)は、
お友達の妹(1歳)のことが大好きです。

一緒に遊ぶ時は、
必ず妹ちゃんのそばに
ぴったりとくっついて離れません。

一緒に遊んだり、
手を引いて歩いたり、
一生懸命にお世話をしています。

昨日もいつものように
妹ちゃんの遊び相手になっていました。

すると突然、
妹ちゃんがローソファから
床にゴロンと落ちたのです。

その音で振り返った私と夫は
落ちた妹ちゃんを見てびっくりし、
「何してるの!?」
と我が子に叫んでしまいました。

妹ちゃんは、
泣くこともせず、
ケロッとした表情だったので
怪我はしていないのだなと分かりましたが、
我が子の不注意で落ちたのだと思い、
「ちゃんと謝らないとっ!」
と責めるように我が子に言ってしまったのです。

我が子は下を向き、
妹ちゃんのそばを静かに離れ
一緒に遊ぶことを辞めてしまいました。

謝ることはせず、
表情は暗いままで
落ち込んでいるのは分かりました。

2.我が子の行動の理由

我が子のそばに行き、
話しかけてみました。

すると、
「なんで謝らないといけないの?」
と言われました。

この言葉で
もしかして事実を誤解してる?
という考えが頭をよぎりました。

それは、

我が子は、
悪いことをした時はきちんと謝る

それなのに、
謝らないということは
悪いことをしていない!?

そう思った瞬間、
妹ちゃんのパパママが
話しかけてきました。

「ブリッジするように
体を反らすことがマイブームで
最近この行動をよくするの。
それで家のソファからも
よく落ちてるんだ。
ほら、いつものことだから
泣いてないでしょ?」
と慌てる様子もなく話してくれました。

どうやら、
我が子が妹ちゃんを抱っこしていて
落とした訳ではなかったようなのです。

そして、

赤ちゃんのお世話を我が子に
お任せしていた自分が悪い

我が子はまだ6歳の子どもです。
それなのに、
1歳の赤ちゃんのお世話を
任せてしまっていたのは私です。

落ちないように
見守るのは子どもではなく
大人である私の役割だったのに、
それを怠った自分ではなく
我が子を責めてしまったのです。

ただ今、
記事を書きながら
頭の中を整理して振り返れていますが、
その時はここまで冷静に考えられず、
自分の行動が間違いだったことを
我が子に謝ることができませんでした。

我が子に
「妹ちゃんは大丈夫だったから
また遊んであげてね」
と話しかけると、
遊び始めますが、
それまでとは態度が違います。

すごく周りを気にして、
そっと妹ちゃんのそばを離れるのです。

つまり、

我が子のやりたい気持ちを
私の誤解により抑え込んでしまった

とんでもないことを
我が子に対してやってしまったのです。

「赤ちゃんが大好き」
「お世話してあげたい」

こんなに素敵で
素晴らしい気持ちを
抑え込んでしまったのです。

我が子の素敵な思いを持つ心に
大きな大きな傷をつけてしまったのです。

朝が来て
我が子が起きてきたら
まずはきちんと謝ろうと思います。

そして、
我が子の素敵な心が
傷から少しでも回復して
また妹ちゃんと笑顔で遊べる日が
来ることを願っています。

推測で注意するのではなく
子どもに事実をきちんと確認する

このことを心にとめて
我が子と向き合うようにしたいなと思います。

まずは、
今日の朝ごはんは
我が子の好きなパンにして
気持ちのいい朝を迎えられるように
してあげたいと思います。

今日も一日
我が子の笑顔がたくさん
見られますように。


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