【織々ノ記】#34 気圧と前髪
2023年4月6日
いわゆる爆弾低気圧とやらのせいで、今日は気圧が下がり、風も尋常じゃない吹き方をしている。自分は低気圧で調子が悪くなったり、頭痛が起きたりするタイプじゃないが、風が強い日は嫌いだ。
まず、ただでさえドライアイなのに、風が吹くことで目が乾燥し、さらにコンタクトの乾きと合わさり三重の責苦を味わうことになる(花粉症でないことをこんなにありがたく思ったことはない)。この時期は黄砂もあって、目に異物が入る危険性が高まるので、こんな強風は勘弁願いたいものである。
強風が嫌な理由の二つ目としては、髪型が乱される点だ。小中学生の頃は髪型なぞ気にしていなかったのだが、大学生になってからは一丁前に意識し始めた。
とは言いつつワックスを使ったりしているわけではないので、風が吹こうものならあっという間にボサボサである。特に前髪はがっちりしておきたいので、今日みたいな日は文字通り常に頭を抱えて前髪を死守する挙動不審な人間が爆誕してしまう。
これはバイアスがかかった印象かもしれないが、誰か人と会う約束がある日に限って、強風な日が多い気がする。
今日は研究室の修士の皆さまと食事の予定がある。前回(3月晦日)は指導教授と一緒だったが、今回は修士の方だけの集まりだ。コロナの影響で講義の時以外ではなかなか集まる機会がなかったので、楽しみである(男1人に女性が4人なのでややアウェイな感じ。学部の頃から思ってるけど、文系、特に古典系って女性多すぎでは?)。
集まりのあるお店まで、またしても頭を抱えて前髪を守りつつ向かう。こんな挙動の人間が現れたら、相手がが頭を抱えたいぐらいだろう。
(了)