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所属部署のロゴをつくりました!

こんにちは。株式会社CAMという会社でデザイナーをしているKaoriです。
最近所属部署のロゴを作る機会があったため、今回のnoteではコンセプトや経緯などを備忘録として書いていこうと思います。

ロゴを作ることになったいきさつ

弊社では事業部ごとにエンジニア・デザイナーを抱える縦軸組織だったのですが、少し前に横軸組織となり、全社のエンジニア・デザイナーが「Creative Division」という組織に所属することになりました。

そしてその後ロゴを作ろうということでコンペが開かれ、私の案が運良く採用されることが決まりました!😭✨

社内コンペとはいえ100案以上の中から選ばれたというのはかなり嬉しかったです。

考えてたことその1:この組織で目指していきたいこと

ロゴを実際にIllustratorで形にしていく前に、キモとなりそうなワードをひたすら言語化していくのですが、まずは組織の特徴とか、大事にしたいと思うことを書き出していきました。

CAMでは既存事業を大切にしつつも新規事業をどんどんつくっていこうという流れがあります。

こういう流れのときこそ、攻めの姿勢、大胆さ、冒険心というのがとても重要になってくると思っています。

しかしただ大胆なことをするだけではダメで、そこにはしっかりとした戦略や計画が必要です。

🔥攻めの姿勢/大胆さ/冒険心 ⇄ しっかりとした戦略/計画/設計📖

こういう対比が思い浮かび、ともに大切なことなのでどちらもロゴの中で表現できたらいいなあとふんわりと考えていました。

🔥攻めの姿勢/大胆さ/冒険心 ---> 有機的で自由な曲線
📖しっかりとした戦略/計画/設計 ---> かちっとした線

こんな感じに、思考がビジュアルに繋がっていくように考えていきます。

考えてたことその2:デザイナー&エンジニアっぽさ

続いて考えたのは、所属する人たちのことです。

デザイナーってどんな特徴があるんだろう?エンジニアって大体どんなイメージ?特に大切だなと思うことやマインド、目指すべきものって何だろう?など…

考えた結果、一概にはそう言えませんが、下記のようになりました

💡デザイナー・デザイン
👉発想、表現力、遊び心、ワクワク感など

💡エンジニア・開発から受けるイメージ/特に大事だろうなと思ったこと
👉設計、サービスの根幹、慎重さ、かっちり、現実的、正確性など

ただ、どちらかだけにいえる特徴をあげたわけではなく、例えばデザイナーだからといって正確さが欠けてはいけないし、エンジニアだって表現力が必要です

どちらのスキルもそれぞれに必要ですが、ここでは特に重きをおいている点という意味で書き出しました。

分かる人には分かる要素を入れたい

言語化した結果、カタチが大体明確になってきました。

ラフスケッチでもう少し詰めていきます。

そこで、このロゴはエンジニアとデザイナーのものだから、その人たちだけが「あぁ〜」となるちょっとした工夫がしたいなと思い、Illustrator、ターミナルを意識した要素を取り入れました。

(ちょっとだけ、親近感を持っていただけたら嬉しいな、と思いを込めて…💭✨)

自分たちで組織をつくっている、つくっていくのだということを表現するために、Illustratorのパスツールを使って「Creative」を作っている、ターミナルで「Division」とコマンドを入力しているデザインにしました。

初期案からのブラッシュアップ

コンペ提出時のデザインはこちら。

この案が選ばれたのち、クリエイティブボードメンバーの方々と細部のブラッシュアップを重ねていきました。

コンセプトを出来るだけ正しく体現するために、いくつかフォントのパターンを出しました。

同じスクリプト体、同じサンセリフ体でもフォントによって印象が大きく変わるので、ここはすごく重要なポイントです。

・「01/Soft」の「Creative」は細くて華奢な印象があるので、ちょっと女性的すぎるかも
・「02/Cool」の「Creative」は力強いし、サインみたいな勢いもあってイイな
・「03/Energetic」の「Creative」はダイナミックだけどゆるすぎる?砕けすぎててスタイリッシュさがなさすぎる?一文字一文字が繋がってないのはナシかな〜

・「Division」に読みやすいサンセリフを選んでみたけど普通すぎる
・「Division」はかちっとしつつも少し性格がある方がいいね

という流れからこちらに決まりました👇

おわりに

昨日Creative Division全体の集まりがあり、そこでこのロゴを発表させていただいたので、皆さんの目にはまだ目新しいものとして写っているかと思います。

今回配布グッズとしてステッカー、パーカーを作らせていただいたので、使っていただくうちに社員の皆さんにとって親しみのあるロゴになっていったら嬉しいです!

(--パーカー正式版が届いたらココにその写真載せる予定--)

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