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🌱悲しいことが起きても「なんとかなる」という経験

普段、私は結構
「どうにでもできる!」
とよく言っているように思います。

ディモンディ高岸さんの
「やればできる!」じゃないですが(笑)
ちょっとこう、自分を鼓舞するイメージですね。

ヘタレなところも自分で熟知しているがゆえ
あえての強気のカオラで言っています。
効果があるのかな、たぶん。


自力でどうにもできないことも残念ながらある


先日、次男のスマホが壊れてしまいました。
一縷の望みをかけて修理には出したものの、
やはりデータ修復は無理。

割れていた液晶は直ってヴィジュアルは美しくなり、
充電池も元気になって戻ってきましたが
準備をしていなかった次男は
LINEのアカウントに戻れなくなってしまいました。

大人でもショック💦

なかなか登校できていない次男にとって、
スマホはなくてはならないもの。

オンラインゲームで友達と繋がることはできますが
「今から一緒に遊ぼうか」の合意をLINEで取ってから
一緒に遊び始めます。

次男の友達は、比較的フラッと
自宅まで立ち寄ってくれることも多いのですが、
少し離れた家の友達や中学校が違う友達とは
やはりLINEでやりとりすることが中心です。

いまどきの子供たちは、電話番号の交換より
SNSのアカウントを交換し合うもの。

もう、元のLINEアカウントに戻れないかも…
となった次男のテンションは、
あっという間に地に落ちてしまいました。

長男も私もデータが吹っ飛んだことがあるので
その辛さも十分わかります。

が、案外、新規アカウントに変えてしまい、
心新たに友達に連絡した方が、
自分の傷の回復が早いことも経験上知っています。
(たぶん結構みなさん、経験あるのでは?)

「辛いよねぇ」「悲しいねぇ」
というスタンスを維持しつつ、
二人掛かりで少しずつ次男を促していました。
(次男の悲しい感情を受け入れつつ、が重要)

でも・・・納得するには時間が掛かるわけです。

次男は悲しい気持ちに囚われて、
本人から笑顔も消えるほど。

どうしたものかとは思いましたが、
もはや私達にはどうすることもできません。

次男本人が意を決して行動するしか
方法はない
のですから。

自分で乗り越えるしかないのですから。

「本当に目の前から全部消えていたり、
データが破損しているように見えたりしたら、
ボクもすんなり諦められるのに…」
と次男は言います。

目の前には自分のアカウントがあり、
あたかもすぐにでも使えそうな形になのに、
もう使えないなんて信じられない。

もしかしたら戻るかも、もしかしたら使えるかも。
諦めきれないと本人も言っていました。

次男は「不確かなことへの対処」が異常に苦手です。
これこそ、次男の特性なのですよね。

実は○○かもしれない、
こっちを選んだら良くないことが起こるかもしれない、
止めてすぐに戻るかもしれない・・・というように、
考えてもわからないことをずっと考え込んでしまう。

もっともっと次男が小さい頃なら
先回りしていろいろ手段を講じていたかもしれません。

しかし、もうそういうことはしません。

次男自身が自分で決めて、進んでいくしかないから。

自分で決めたことで楽しい気持ちが得られたら、
きっと次男は成長できるから。

親が容易く成長のチャンスを奪ってはいけないと
私は思っています。


「なんとかなるんだ」という経験


LINEのアカウントが復旧ができないとわかってから
3日目。

やっと次男は新規アカウント取得を決意しました。

旧アカウントを削除する時、
ひとりでボタンを押すのが不安だったのか、
私と長男同席のもと(笑)、
やっとボタンが押されました。

すると・・・すぐに親友くんのアカウントが
「友達ですか?」と出てくるわけです。

「え!?○○くんだ!」

次男の顔が急激にパァッと明るくなります。

続々と友達と繋がり直し、親友くんからも
「新生次男、おめでとう!!」
とのメッセージ。

あっという間に繋がり直す✨

その日の夜、次男が私と長男に
「なんか・・・なんとかなった。
母さんと兄ちゃんが言ってくれなかったら、
ボクはまだ前のアカウントが諦めきれなくて、
誰とも連絡できなかったと思う・・・ありがとう!」
と伝えてくれました。

「勇気がいったよね、でもよく自分で決められたね!
案外なんとかなるでしょ!?」

「ほんとにね。
悲しくても次に動いた方が、良くなるのも早いね。

次男はすごく大きな経験を積んだのだと思います。

3日掛かったけど
(ダメ元で修理に出したところから考えたら
実は2週間越えてるんですけどね(笑))
それでも自分で決心し、行動に移し、
喜びを感じられた。

今からまた楽しいやりとりを
重ねていくことができるとわかった。

今まで、1つ悲しい出来事があると
長い時間それに囚われ、動けなくなっていた次男。

今回のことは確かに悲しい出来事ではあるけれど、
自分の気持ちと行動で打破できるんだ
次男は体感できたのではないでしょうか。

無理に「もう機種変しちゃえば!?」って言ったり、
イラついて怒ったりしなくて良かった(私が)(笑)

「なんとかなる」という今回の件は
次男にとってすごく大きな経験だったなと思います。

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