自分の話を他人にしても、意外と大丈夫かもしれない

今まで自分のことについて他人に話してこなかった

私は今まで自分の話を親や友達などの他人にあまりしなかった。
どうでもいい日常の話から、恋愛や仕事などガッツリした話まで。

元々コミュ障気味っていうのもあるんだけど、理由としては

➀自分の話なんてしてもつまらない。迷惑。重い。
②話したら何か言われそうなので嫌だ（特に反対意見）
③これは話してもいいラインなんだろうか、今その流れなんだろうかなどと考えているうちにタイミングを逃す

という感じ。

結果として「何か大丈夫そう」「1人でも生きていけそう」などと言われるようになった。

私はそう言われるたびに「いや、そうじゃないんだけどなあ」と思い、ますます自己開示ができなくなった。

そうやって他人に自分の事を話さないまま、ここまでやってきている。

意外とみんな自分の話を打ち明けてくる

でも、意外とみんな自分の話を勝手にしてくる。
日常の話はもちろん、個人的な思いやキャリアのことなど自分にとっては重めなことまで。

私は特に最近、友達から転職相談をされることが多い。私が同期の中で最初に転職したこともあって、何人かと「この先どうしたらいいか」「今の仕事を続けていいか」などと話すことがあった。

私はそんなすごい個人的な話を、人にしていいんだと思った。
彼女たちは友達だけど、親友とまではいえない。それくらいの関係の人間なのに。

自分自身は転職をするまでに2～3年は悩んでいたけれど、そのことについて誰かに相談したことはなかった。

キャリアは自分の問題で自分で決めるもので人に相談しても意味がないと考えていたし、前職はわりと定年まで勤めあげるのが前提だったので、絶対反対されると思っていたからだ。

でもそんな個人的な話をされて、された側になって、別に重いとは思わなかった。私が聞いていいのか？とは思ったが。
むしろ逆に感謝の気持ちがあった。そんな話を自分にしてくれて。

そういう個人的な話をされることが続いて、最近自分の話を他人にすることって自分が思うほどハードルが高くないのかも、と思うようになってきた。

話すことは無理でも、まず書くことなら

そう思って、でもそう簡単に人と話をできるようにはならなくて。
そもそも、「人と話すために人を誘う」というハードルがめちゃめちゃ高いのだ。今まで他人に任せっきりだったから。

でも、今は書く習慣1ヶ月チャレンジを（一応）やっていて、それで自分のことについて書いている。自分の思いや出来事も、ずっとnoteに書いてきた。

話すことは無理でも、書くことはできる。
友達じゃなくて、インターネットの向こうにいる知らない人になら、自己開示ができる。

noteを始めた頃は、アンチコメントが付いたり突然炎上なんてしたらどうしよう、と思っていたけれど、そんなことにはならなかった（そんな影響力はない）。

そもそもこんなしょうもない自分の、しょうもない文章なんて出してもネットのゴミでは？とも思っていたけれど、読んでくれている人もいるみたいだ。

『たいていの人は、人の話を聞いても何とも思わないし気にしていない。自分が大事だから』

そうよく言われていて、頭ではわかっているんだけど、動けないっていう人は・・・それは自分なんだけど、まず書くことから始めてみると、意外と経験談として大丈夫だったりする。

そして、その後に小さなことから他人に話してみると、意外とできるのかもしれない。まだ私はできたとは言えないけれど・・・。

今は小さな一歩として自分から人を誘ってみたりしている。
いつかは、このnoteを友達に公開できる日が来るのかな。今は、リア友に話したら自分のnoteが自分じゃなくなる気がして言えてないけどね。
逆にこのnoteから誰かと知り合ってみたい。そんな気持ちもある。

とにかく、こんな自分の話を読んでくださっている方、いつもありがとうございます。
自分の行き場のない話を、これからもここに公開していければと思います。