Keali'i Reichelの「Maunaleo」
素敵なハワイアン・ミュージック Advent Calendar 2021 の22日目の記事です。
クリスマスまで、YouTubeの人気チャンネル「HI*Sessions」 から、1日1動画を紹介していきます。
本日ご紹介するのは、Keali'i Reichelの「Maunaleo」。
クムフラ(フラの師)であり、ミュージシャンでもあるKeali'i Reichelが、お母さんを思って作った歌です。
Maunaleoはマウイ島のイアオ渓谷にある山。この山とお母さんを重ね合わせて、歌詞は書かれています。
動かざること山の如し。この言葉どおり、山はいつでもそこにありますよね。雨の日も、風の日も、霧に包まれる日も、同じ場所にどっしりと座っている。
なんだか「お母さーん」って泣きたい気持ちになります。
動画でフラを踊っているのは、Keali'iの後継者である姪っ子さん。2009年ミス・アロハ・フラです。この時に踊ったKa Nohona Pili Kaiは、フラ史に残ると思います。
noho(座る)で踊る彼女のフラは、「母なる山」そのものです。そして、姪っ子を見つめるKeali'iの眼差しの優しいことと言ったら。
優しさと強さと愛に満ちた動画です。
もうひとつ、ご紹介します。
こちらは、Keali'i Reichelがマウイ島の自宅でおこなった親しい人だけに向けたコンサートでのMaunaleo。Keali'i自身も歌いながら踊っています。貴重!
お客様の中にお母さんがいて、He aloha nō 'o Maunaleo ( 最愛のMaunaleo )というフレーズの時に「お母さんのことだよ」って言うんですよね。
お母さんに何度も視線を送りながら歌を贈る息子。こんなん見たら泣いてまうわ。
あと、この歌の3番は、Eia ku'u lei aloha(これは私の大切な愛のレイ) から始まるんですが、Keali'i Reichelのお母さんの名前は、Leiさん。これまた泣いてまうわ。
ハワイって、ハワイアン・ミュージックって、フラって、本当にいいですね。
せわしない12月、素敵なハワイアン・ミュージックとともに一息つく時間を持っていただけたら嬉しいです。
ではまた明日。
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