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チェロレッスン記2022.8.4(動画も楽しんで)

8/4 朝から午後〜レッスン
疲れて夕方眠り、ご飯作って
夜はオーケストラ分奏稽古🎻

道中に見かけた花


レッスン場に着いたら、先生は何やら大量の楽譜と格闘中?!

チェロを取り出すと、音程がかなり狂っていたので、その間に直す。
弦を新しくしたばかりなので、まだ安定せず毎日狂う。



ミディアムにしたかったのに、ソフトで届いたC、G線は
「良いですよ、僕も学生の時よく使っていた。弓の当てる位置を変えて工夫するんですよ」
と言う。

音程も合い、弾いてバランスを確かめていると先生がにこやかにこちらを向いたので、10日前に駅で演奏した話をした。

(駅地下でのイベント演奏動画)

手も弦も汗びっしょりになり、手が滑ってタイスの瞑想曲がまともに弾けなかったこと。

ハンカチ持参すべきだったこと。

チェロ用のモニターアンプの音が本番で出ていない気がしたこと。 

低音の出力も低くて、手は滑るし、音程すら分からなくなってしまったこと。

でも本番中なので、PAさんに伝えることも出来ず、そのまま押し切ったこと。

良いこともあったと伝える。

私のチェロを聴いてくださった方が、昔聴かれた他のチェリストさんと私を同一人物と思われ、他の出演依頼の声をかけてくださったこと。

(名前から調べると、クラッシック方面のプロ奏者の方かと。全然レベルも違うだろうと思いつつ、光栄なことです^ ^)

「演奏の度にYouTubeにしろ」
と先生が言ったのを真面目に実践していたら、少しずつ周りの認識も変わってきている気がすること。

(InstagramやTwitterでも、音楽だけで暮らせているレベルの方にまで応援されたりで有難いです)

などなど。


「今日は何する?新しい曲しますか?」

と言われ、先月に続き、
「エレジーをする」
と答える。

「でもこれ、弾ける様になる気がしない」
と言うと、
「弾けます!」
と先生が私に言い切った。

え?そうですか?
私が私自身の能力を疑ってるのかな。
でも、先生がそういうなら、弾けるようにしなくちゃ。

「左半分は何とか読んできたよ。弾けるかは別だけど。
じゃあ、弾いてみるね」

と、2ページある楽譜の1ページ目を上から下までノンストップで弾いて、
「んーと、読んだのはこの辺まで」
とストップした。

すると、少し驚いた顔で
「最初のメロディー、ちゃんと調性感が分かっていて
メロディーのピッチがこの調のピッチに聴こえたんで良かった」
と言われた。

そんな事を言われたのは初めてだ。

そうか、そういう事だったのか。
前回、「音程を良くしよう」と、先生の思いついた斬新なやり方を家でも試してみたんだった。

それをする意味がピンと来ていなかったけれど…

音程の良し悪しは、単に音を出すだけでは無く、
曲のキーに合った音程にピッチを変えないといけないんだと…
初めて自覚した。

ピアノだと、例えばドの音を押さえたらドに変わりは無いけれど、
チェロの場合は、曲によって色んなドがあるということだ。

そんな訳で今日は気前良く、次のページの、私が最難関!と思っているところまで一緒に譜読みを手伝ってくれた。

まずは、音だけで無く、どうやって読むのか分からないリズムから。
私が分からなくなる度、メトロノームに合わせて一緒に歌ってみる。

指を押さえる位置を、先生が弾くのを見ながらそれを試してみたり、
こういうのはどう?と逆に聞いて何パターンも試してみる。

試したら
「楽譜見ないで」
「見ていたら速いパッセージは間に合わない」
と言われ、先生の弾く音を聴きながら耳を頼りに一緒に弾いてみる。

あー、一気に進んだ!

私でも弾けそうな気がしてきた!w

最後に、盛り上がりの部分のヴィブラートの工夫。

先生の弾くヴィブラートを聴いていると、泣きそうになる。

何か壮絶な経験でもありましたか?
と聞きたくなる様な。

「先生、何かありましたか?みたいな…先生のヴィブラート、凄く美しいね」
と言うと、
「皆工夫するんだよ。これを出すには筋肉がいるよ。頑張って」
と言われる。

しばらく弾いてくれるのをそのまま聴いていた。
プライベートコンサートみたいで至福の時。

いつも、突然持って行く曲にいつでもその場で対応してくれるなんて凄いし有難い。

「先生、明日でもコンサート出来ますね」
と言う。

楽器を片付けながら海に行った話をした。
旅の話は好きみたい。



一緒に部屋を出ながら、
「そういえば私、日曜日が誕生日だったんだよ。
でも、自分の歳が信じられないよ。
昨日は知人に
『俺より年下、35くらい』
と言われて…それはさすがにサバ読みすぎかと思ったけど」

と言うと、
サバ読みすぎにウケつつ、
「うん、でも、それくらい」
と言ってくれた。

えー!そしたら私、先生の妹じゃん!と思いながら。

前も30代に見えると言ってくれた事があるんだった。

(私がチェロを始めたのは30代後半のアラフォーから。先生に習い始めたのは、それよりずっと後だ)

それを思い出して、恥ずかしいから顔も見ずに
「先生、めちゃ嬉しい!」
と返事する。

実際には、私の方が先生より14ほど歳上だ。

次は2週間後。

頑張ろう!

オーケストラにて



…音楽の方も少し忙しくなってきた。
夏にバイト入れなくて良かった。

来月、9/19のオーケストラコンサートの前に、話がうまく行けば一本、コンサートが入るかも。

8/11は小ホールで弦楽アンサンブルコンサートの、こちらは司会役。

8/28jive(ライブハウス)でカホン演奏。

全国ツアーメンバーに混ぜてもらって出演予定です♪


9/17 もしかしたらPorgy&Bess(キーボードさんと組んでいるユニット)で遠征出演

9/19大ホールで田園と白鳥(オーケストラ)

10/9大ホールで平和コンサート(オーケストラ)

10/15駅地下、秋の音楽祭

と続きます。

ついでに、最近の他の演奏動画を♪

(駅地下の大きな演奏の日の午後に、行きつけの珈琲屋に立ち寄り。来ていた常連さんに向けてプライベートコンサート動画)

(夜に疲れて声が出てないけど…私のオリジナル曲。
友人ヴァイオリニストさんとピアニストさんがその場で即興で伴奏してくれました^ ^)

☆こちらで書けてなかったけど、前回のレッスン記をFBより転載

駅地下演奏前日は、チェロのレッスン旅&演奏合わせ練習へ。

美容師さんから
「○駅近くにある神社の木が物凄く大きいから見ておいで」
と言われていたの…
バスから見たけど、本当に大きかった😮🌲

レッスン道中は、まるで夏休みに田舎のおばあちゃん家に行く様な気分を味わえました^ ^
(緑も空の青も鮮やか!)

レッスンではいつも先生、思い付く事が斬新!!!
と思うけど…

今日も私の弾いてみたエレジー(まだ冒頭しか弾けない💦)

を聴いてすぐ、セッティングしてくれたのが…

詳しく書かないけど斬新な発想のやり方だった!

なんだかヨーロッパの教会で弾くイメージを思ってしまったよ(^^)

そして、プライベートな悩み(仕事)を打ち明けてしまったんだけど、

私が茶化して笑いたいのに笑えないくらい、真っ直ぐ目を見て真剣に聞いてくれ…

自分で話しておきながら、恥ずかしくなって話をやめたくなったくらいでした。

そんなに真剣に聞いてくれるなんて内心感激でした🙇‍♀️

私の場合は心情がもろに音に出ると思う。

その時の引っかかりを外して純粋な音作りを出来る様にしたい。

先生の事は信頼していて、いつも率直にお喋りするんだけど、それも大事なレッスン時間と思ってます。

レッスン帰りはそのまま、日曜演奏の練習でした^ ^

こちらも遅くまでありがとうございました。



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