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スタートアップまでの道のり(1)

こんにちは、かおるです。
仕事が忙しく更新が遅れてしまいました。すみません
前回(0)では僕が起業を考えた経緯、事業を進める中で起こった課題の大枠を書きました。今回からは自分の取った行動と結果を具体的に書いていきます。

1.働くことに対しての思い

 僕が学生を卒業するとき、働くことというのは「仕事を与えられ、それを担うこと」だと認識していました。入社後、与えられた仕事・役割をこなしていましたが、正直好奇心や興味を駆り立てられるような出来事は一度もありませんでした。業務を円滑に進めるために、まず業務を覚える必要がありますが興味が無い事柄を覚えることほど苦痛なことは無いです。だから40年毎日をしなければならないのであれば、自分の興味、好奇心が湧く仕事をしたいと考えて、退職をしました。

2.起業のアイデア

 僕は日常で、何かを利用したり、仕事で業務を行っているとき、ふともっとこうだったら楽なのにとか、こんなサービスがあればもっと便利なのにとかよく思いつくことがあります。そのあとはどんな人間が利用したいと思うかを考えて、メモすることをずっと続けています。しかし、このアイデアたちはどうやったら事業として成り立つのかというのがずっとわからずじまいでいました。前回も書きましたが特に難しいと感じたのは次のことです。

・アイデアの需要を確かめる方法
・事業始めるための資金集め
・ノウハウが無いこと

3.起業支援機関への相談

 以上の問題があったとき、いくつかあったアイデアの中で可能性が高そうなものを資料を作り、起業支援機関に相談することにしました。起業支援機関では様々な分野(起業全般、融資出資関連、宣伝広告、法務系など)の専門家が所属しており、相談ができるという仕組みの機関でした。僕はwebサービスを作りたいと考えていましたが、需要を調べる方法がないことと、開発の資金が足りないことから、「自分のアイデアは需要はありそうか、どうすれば資本金を集められるか」ということをテーマに相談に乗ってもらうことにしました。

4.新たに現れる課題

 まず、需要を確かめる方法についてですがアイデアを説明して、このようなサービスは需要がありそうかという問いに対して、結論を言うと前例がないことから判断が難しいという回答でした。つまり、一度作ってみて運用したとき、はじめて反応が分かるということです。
 次に、どうすれば資本金を集められるかということについては、さらに残酷でした。担当者から言われたのは、実際に需要がどれくらいあるのかデータと根拠がなければ判断ができないという回答でした。

5.次の課題

以上の起業相談から、分かったのは
1.資本金がなければ、サービスの開発運用ができない
2.需要のデータと根拠がなければ、融資出資が受けられない
3.需要とデータを知るには、サービスを一度開発運用しなければならない
という3つの課題です。つまり、完全に1の段階で止まってしまうので
サービスを作るにはほかの方法をとらなければならないということです。





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