レンズ雲は忙しい
堤防から見た空に明らかに周りの雲とは違う流線型の雲を見つけた。形も変わっているが、なんといっても質感が違う。一般的な雲のふわふわ・もくもく感がなく素焼きの陶器のような、すりガラスのようなマットな質感。調べてみると上空が強風の時に現れるレンズ雲という雲らしい。どうりで形がコロコロ変わる。魚かなと思ったらイルカ。かと思えば帽子にUFO。様々に形を変えながらも輪郭ははっきりとしたままだ。
ここから、このレンズ雲のように周りの環境に合わせて柔軟に対応しつつも自分というものをしっかり保っていきたい的な話を展開していけばカッコいいんだろうけど、あいにくそこまでの洞察力もそれを表現するスキルも持ち合わせていない。
くるくる形を変えるレンズ雲を見て感じたのは「忙しそうだなー。」というとても人ごとで気付きのカケラもない残念な感想。
まあ、凡人ってこんなものだよね。
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