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見殺し同然? 我が子をトリアージした話 018/360

トリアージとは、野戦病院などで
 限られたベッド数・時間・人員のなかで
 「治療してもほぼ死ぬ」人は放置
 「治療しなくてもしばらく大丈夫」な人も放置
 「今適切な処置をすれば助かるが、ほっておくと死ぬ」人を
 最優先で治療するという作業
 効率重視で、人命(救助)に軽重を付ける
 極限状態でのシビアな仕事術です。
 平和ボケした自分のような人間には
 やや「胸騒ぎ」のするような発想法です。

そのうえで、
我が子をトリアージとは、・・?



続きをお読みください。

ごきげんよう、コーチバタコです。
  実態は・・コーチを目指してお勉強ちう。
目指してるうちから「心意気だけは」プロのつもりで名乗ってみてます。


なぜバタコがブログを書こうと思うのか
なぜコーチになろうと思うのか

共通する根っこの部分は

バタコがどんだけ「イケてない」「ダメなやつ」かを書くことで
どなたか救われる人がいるかもしれないと思うから

自分が子育て苦しかったとき

「子育てがツラい
子供を置いて家出しようかと毎日悩む」

という(イギリスの)投稿をネットで見て

こんなに救われたことはない

と感じた経験があるからです。


「子供を捨てたいと思うほど
子育てがイヤになるのって
アタシだけじゃなかったんだ。
少なくともここに一人
同じことを感じた人は居る!!」

と気持ちがとても楽になりました。
  ※こんなこと、絶対、リアルのママ友には
   言えなかった・・

なの-で、

■体験談はセキララに
■個人が特定できる情報は極力ナシ

で発信しています。
      (家族について書いてますが
      さすがに個人特定されたらいやだと思うので)

さて、その流れで今日も・・

早産で次男を生んだとき

「この子は死ぬかもしれない」
「長男 (2歳) の養育義務がある自分は
 いまは死ぬわけにいかないし、
 健康でやっていかないといけない」
「下の子が死んで毎日悲しんでるわけにはいかない」
という、いびつなロジックで

生まれてきた次男に対し
生き延びるかわからない新生児に
情が移らないように』しよう」
とバタコは心を閉ざしました。

我が子をトリアージした話の要約は以上です。

ちなみ出産までの経過はこんな感じ
□エコー検査で
 「前置胎盤」と言われる
    ※イギリスの無料医療では
     前置胎盤は、確率的に「問題なし」
     のことが多いので
     妊婦をビビらせないため?にも
     「通常の妊娠と同じ」扱いです

□ちなみに、この時すでに「性別は男」と分かり
 かなり絶望する・・

  ↑なんとなく母親なら、女性なら
  わかっていただけるかもしれませんが
  とくにこだわりがない場合、割と
  「育てやすそうな同性の方がイイな」
  って漠然とした思いはあるような気が

  ↑さらにちなみにですが
   現在のバタコは
   どっぷり、レゴやら戦争・武器系統やら
   トラクターやパワーショベル・・
   などと「おとこ」一色に塗り替えられた人生
   それなりに楽しんでいて
   もう今更、女の子が育てられる気は
   ぜんぜんしない・・

□妊娠中は、それまで途切れず授乳していた
 長男への断乳をして、とても寂しい思い・・

   ↑このあたりでやや
   「大好きな長男との仲に
    割って入ってこられた」
    という恨めしい気分が生じる

□妊娠中、おなかが重くて思うように長男と遊べず
 さらに焦りはつのる

□妊娠32週辺り?で不正出血があり
 そのまま元には戻らず
 最終的に34週で早産

◆関連記事:具体的な早産の日の思い出はコチラから ↓↓↓ ↓↓↓ ↓↓↓

□ネットなどで読んだ知識に基づき
 「いま、生まれてくると、まだ肺ができてないので
  人工呼吸器につながれたりと
  大変なことになる」と思い
    ※実際は人工呼吸器、不要でした
 「絶対に産んではいけない」とガンバル

  ↑自力で出産を食い止められるはずもないのですが(笑)
  気持ちの上では、ってことです。

□とうとう生まれてきたときには
 上述したように
   「この子は育たないかもしれない」
 と、我が子に「惚れる」「ほだされる」
 のはやめておこうというキモチ

□その後、新生児病棟に入院して
 私は搾乳したおっぱいを届ける毎日。
 1か月間続きました。
 わざわざ日本から会いに来てくれた
 私の母は
  「今までずっとおなかに入ってて
   母の心音を聞いて育ったのに
   病院で一人にさせられて
   寂しい思いしてるよ。
   とにかく病院に通いつめなよ!」
 と言ってくれたのですが
  
 まったく次男との「絆」が形成されていず
 情が湧かないので
 ちっとも響きませんでした・・
 自宅にはかわいい盛りの長男が居るしね・・

□新生児病棟から退院してきた次男は
 長男を育てた時と同じように
 おんぶや抱っこひもを多用して
 かなりスキンシップの多い育て方をしました

 が、その一方で
 母親バタコの
  「心では親密度や絆を感じていない」
 状態はずっとそのままでした
 
  「からだは近いけど ←授乳、添い寝、おんぶにだっこ」
  「心は通じ合っていない」
 感じ。
 
□ひとことでいうと
 「ちっともかわいいと思えない」子でした。

□出産直後に、担当してくれていた助産婦から
 電話が入り
  「早産のようなショックなことを経験した妊婦に
  トラウマケアのような、特別療養の必要性がないかを
  確認する」
趣旨であることは理解しました。

このときはまったく助けを求める気がなく
 「トラウマ? へ? 自分も死ぬかと思った部分あるし
  子供ももしかしたら死ぬかと思ったけど
  どっちも無事で済んだから
  そのこと自体がトラウマケアみたいなもので
  別に特別な手当ては要らないよっ」
ってな感じでお断りしました。

よーく考えると
この時の出産のエピソードについて
■バタコがどんなことを考えていたか
■自分が次男だったらどんな気持ちだったか
など

誰か信頼できる人と
時間をかけて
ちゃんと解きほぐして
整理する

ということが必要だったんです、きっと。
 
☆それこそ
  バタコ自身にコーチ・メンターが居たならば!!☆

コーチやメンターやカウンセラーさんと
じっくり出産経験を再訪することで

その後3-4年くらいにわたって
  「次男を愛せない」まま
   わだかまりを放置し
   心を殺して
表面的に母の役割だけを果たした日々と、

多分そのせいもあって
  「人格崩壊」しちゃった事態は
回避することができたような気がします。


あの時の自分を救うためにも、
コーチ・メンターになりたい!


まあ、バタコ自身の人生にとっては
全ては必要な体験だったってコトですね、
  ※よくあるオチですみません・・

アナタには、トラウマになっているような出来事、ありますか?

PTSDのような症状が出ているならば
医療機関や専門の心理カウンセラーさんに
相談する必要があるかもしれませんね。
                                                                    でも、心理の専門家でなくても
信頼できる人にちゃんとうちあけられたら、

人生、とっても楽になるのかもしれないですね?

コーチングって何より

「せき止められず時間を気にせず
自分のキモチを言葉にできる
安心安全な場を提供する」

モノだと理解しています。

アナタにも、そういう場って必要だと感じること、
ありますか?

ではまた明日!


<お知らせ>
Twitterでは #10分電話 やっています。
バタコと10分電話で話してみませんかっていう
それだけの企画です。
人見知り・引きこもり系だった自分ですが
色んな方とお話しさせていただきたいな~と思い
始めてみました。
よろしければTwitterにてDM下さるか
こちらのフォームからご連絡ください。

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最後まで読んでいただいてありがとうございます!