いなか一本道の運転は対向車が鬼門
子供たちが通う小学校までは車で15分程度。
通学路の選択肢
途中、1kmほど、
「公道でありながら、ほとんど対向車に出会わない」
畑や林の間を抜ける、いなか道を通過します。
名付けてルートB
(ルートAは、距離的には長くなるけれど
幹線道路を選択する場合。
ただし幹線道路「のみ」では済まず、一部はやはりいなかの一本道)
(ルートC・D・Eなどは、同じくやや遠回りだけれど
ほんの少しだけ交通量が多く
ほんの少しだけ道路幅も広い選択肢)
ルートBがバタコの「イチ推し」です。
のどかで、道沿いの大木や草花
道から見渡せる野の景色や
両側に木が生い茂りくら~くなっている部分など
毎日のように通るのに、それでも、通るたびに美しいと思います。
あえて「一番いい季節」を選ぶなら秋。
長男が小学校に通いだしたイギリスの新学期9月からの数か月。
以前も書いたことあるのですが ↓↓ ちっとも学校になじめず
コチラの記事の「レゴがセラピーだった4歳児」の章
子も親もフラストレーションのたまる日々。
(今思うと、もっとやさしくしてればよかった・・)
すごく暗い気持ちで、有り得ない美しさの通学路をたどったことを
ほろ苦く今でも思い出します。(カラッと晴れ渡った秋の濃い青空に、金色<こんじき>の枯葉が音もなく舞い降りる・・)
田舎道に出現する野生動物
このいなか一本道「ルートB」で目撃した動物たちは以下の通り。
見かけたことのある動物
◇野鳥 (あまり詳しくないけど、キジ・やまどり、カラス、ウズラ、フクロウなど)
◇キツネ (日記を書く数日前に初めて見ました)
◇鹿 (イギリス在来種の大型のシカ。何種類かに分かれるようです)
◇東南アジアや中国原産の小型の鹿「キョン」
イギリスでは外来種ですが野生化してどこでも見られます
◇イタチ
◇リス
◇ウサギ
◇各種のチヨウ
※以前の記事でもご紹介したことがある
バタコ愛用のコンパクトデジカメFinepix XP120は
「超望遠」で遠くの小さな生き物を取るのには不適。
ま、動物写真に欲を出すのはやめておきます。
車で通りすがりに見たイキモノを取るのは無理です、多分。
とっさに「あ」と思ったときに重い望遠レンズ装着のカメラが
パッと取り出せる人がどれだけいるでしょうか・・
ネイチャーフォトグラファーは、早朝や深夜ロケ、
野宿したり、長時間粘ったりしてこその一枚を
撮れる人たちなんだと思います。
↓↓↓ というわけで、ちっともよく撮れてない通りすがりのウズラ (後ろ姿)
いなか一本道 の運転でストレスは「対向車」
ルートBは、道幅が狭くて、対向車とすれ違えない「いなか一本道」。
普段は、対向車がほとんどいないのでストレスなく通れますが、出会ったら
うまくすれ違わなければなりません。
バックの運転もかなりうまくなりました!
道中、すれ違い出来るポイントもバッチリ頭に入ってます!
※出身地・九州の方言ではすれ違いを「離合」と呼びます。
むしろ、全国で使われてないことを知ってびっくりしました。
ルートBは、両脇に住んでいるほんの4-5世帯の住人と
両脇の農地を耕す人、
郵便配達と、ごみ収集車、
くらいしか通らないんじゃないかな?
というくらいの、静かな道で、
ちなみに道の真ん中にはコケが生えてます。
でも油断するとね!
※ちなみにこの写真、本文とは直接関係ないのですが
ある冬の朝、見かけた、この道沿いで事故った車です。
数時間後にはレッカー移動されてました。
おそらく前の晩、街灯なし漆黒の闇の中、対向車も来ないし
来るときはヘッドライトで分かるんだし、と
油断してスピード出し過ぎたんでしょう。
通り慣れたヒトだったら、カーブのきつさなどもわかっているけど
めったに通らない道、無知ゆえのスピード出し過ぎかと想像。
かなりきつく曲がっているところで、道端に太い木があり
「あ」と思ったときにはすでにぶつかっていたんだろな。
バタコも、知らない田舎道で暗い中事故ったから、
想像つくんです・・
向こうから車が来るかどうかは、場所によっては見通しが効くので
数百メートル前からわかるときもありますが
カーブの向こうが見えない構造になっている部分では
「もし万が一向こうから車が来ても何とか対処できるくらいの
徐行運転で行くしか策がない」
↑↑ 大雪が降った2018年の3月。吹き溜まりで、日の当たらない側は
なかなか溶けず、この時点で降雪後1週間は経ってます。
↑↑ 春には道端に水仙が・・
美意識に訴えかけてくるこの絶妙なうねり加減!!
the long and winding road that leads to your door...
あなたの通勤・通学路はどんな景色が見えますか?
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最後まで読んでいただいてありがとうございます!