今日のアウトテイク#62「50のコワーキング・コンボから学んだ50のこと ほか」【メンバーシップ特典】(2024-01-19)
<アウトテイク>
・SNSに投稿する前の推敲(もしくは配慮)なしのメモ
・投稿せずに、いや、やっぱりやめておこう、と思った殴り書き
・ブログ記事として仕上げる前の思索の断片、または下書き
・一部、筆が乗ってきて文字数多いのもあり〼
・たまに過去に書いたネタを展開する場合も
・要するに「伊藤の現在地点」
※noteメンバーシップ「Beyond the Coworking 〜移働の時代〜」に参加いただくと有料記事も全文読めます。
※読んで面白かったらぜひシェアくださいまし。
先人の知恵を共有する。それもコワーキングのいいところ。
#今日のBGM
#今日のコトバ
#探しものはなんですか?
小さな書類を見つけるのに、仕事しながらとはいえ、数時間を間費やした。
クリアフォルダに入れたはずだが、そのフォルダが見当たらない。
いつもデスクの上に積んでるヤマの中にあったのは確かだが、イベントが続いた頃、そのヤマを崩して移動したのがマズかった。
いや、マズかったのは、そんなところに積んでおいたことのほうだ。
結局、移動した先の奥の方に潜り込んでるのを発見。
時間のロスも痛いが、精神的に無駄なストレスになった。
そのうち、積んどく本の中から出てきたりするようになるかもしれない。
最悪。
ちょっとずつ片付けていこう、そうしよう。
#紙ベースのコミュニティ運営?
そのうち、SNSは広告と告知だけになるのではないかな。
で、コミュニティの運営は紙ベースになるのかもしれない。
そうすると、雑誌という形態が再浮上するかも。
定期、不定期、問わず。
ピッチピチに時間の詰まったコミュニケーションでなく、もっとゆったりした距離感、時間軸で。
そんなこともあって、紙の出版を目論んでいるのだが。
さーて、いつになるか。
#業者ではない
自分は不動産業者でも観光業者でもない。
コワーキングに軸を置いているが、場所を貸すだけのコワーキングではないから、コワーキングスペース業者でもない。
自分たちの活動の拠点としてのローカルコワーキングを運営する人。
そこで自律的にカツドウするコワーカーをサポートする人。
しかも、自分もコミュニティの一員として。
ついでに、そういうコワーキング開業・運営を支援する人。
そういうの、一言で何と言うのか?
そう思ってたら、グッと来る記事がやってきた。
#50のコワーキング・コンボから学んだ50のこと
いつも参考にさせてもらっているCat Johnson氏が主宰するCoworking Convoが50回目を迎えたそう。
Coworking Convoとは、「世界中のワークスペース運営者のためのバーチャルイベントシリーズ。毎月、学び、共有し、つながるためにオンラインで集まる 。参加費は無料で、非公式なもので、コミュニティにフォーカスしている」とのことで、2019年10月以来、なんと6,300人以上のコワーキング・プロが参加し、225人以上のゲストを招いたらしい。スゴイ。
で、その50回目を記念して、コミュニティの皆さんから学んだ50のことを共有してくれている。これが大事なことばっかりなので、例によって雑訳で紹介する。
以下、ザッと。
*****
コワーキング・コンボ第50回を記念して、私がコンボの運営から学んだ50のこと、そしてコンボ・コミュニティの皆さんから学んだ50のことをご紹介します。皆さんへの敬意と愛を込めて。
1.自分のビジョンを信じる。
2.今を信じる。
3.コミュニティを信頼する。
4.人間らしさを保つ。
5.現状に文句を言わず、何か違うものを創り出す。
6.コワーキングの未来はとても明るい。
7.グローバルなコワーキングコミュニティは協力的で、寛大で、クールだ。
8.実験、実験、実験。
9.コミュニティに新しい人々を呼び込む。
10.勇気を出して、怖いことをする。
11.自分のコミュニティを猛然と守れ。
12.来てくれと頼めば......来るはず。
13.システムはゼロから始めることに勝る。
14.自分のビジョン、価値観、雰囲気に合致する人と組む。
15.常に10%の改善を行う。
16.アクティブリスニング(傾聴姿勢)を実践する。
17.誰もが歓迎され、感謝されていると感じるようにする。
18.静かに話す人は、しばしば驚くべき洞察力を持っている。
19.困難な状況に陥ったとき、何をすべきかを知る。
20.スケーラブルで適応性のあるものを作る。
21.人々は一貫したフォーマットを好む。
22.コントロールを手放すことで、スペースに驚くようなことが起こる。
23.答えを知りたい質問をする。
24.所有者意識を持たせる。
25.誰に奉仕するかに焦点を絞る。
26.事前に計画を立てすぎると、会話がタイムリーでなくなったり、適切でなくなったりする。
27.良いアイデアは、耳を傾けて探せばどこにでもある。
28.技術(テクノロジー)のことを考えすぎない。
29.一貫性は超能力だ。
30.人々に彼らの得意なことをさせ、自分も同じようにする。
31.思っているより早く協力者に連絡を取る。
32.進んで前に出てリードする。
33.直感に任せる。
34.真のパートナーは宝である。
35.あなたが自分らしくあればあるほど、人々はもっと自分らしくなる。
36.取引関係を避ける。
37.意図は明白だ。
38.ミスは起こる。誰も気にしない。
39.エネルギーと注意を惜しまないこと。
40.あなたの周りの人々が輝くのを助ける。
41.あなたはコミュニティの一員。そのつもりで行動すること。
42.私たちは皆、誰よりも多くのことを知っている。
43.自分のビジョンに揺るぎない信念を持ち、途中で軌道修正する。
44.あなたはこの世界にインパクトを与えることができる。ただし、一度にひとりだけ。
45.名誉なことに、人々はあなたのサポートに信頼と時間とリソースを授けてくれる。
46.実績のない人に、ステップアップしてリードする機会を与えよう。
47.あなたをサポートし、物事を軌道に乗せるために、賢くてスキルがあるクールな人たちのチームを持つ。
48.ビジョンと意図することを何度も何度も何度も共有する。
49.何を話すかより、何をするかのほうが重要。
50.あなたが生きたい世界を創造する。
*****
日頃、コワーキングを運営している人ならビビビと来たはず。とりわけ、彼女が最近よく言う「インディー・コワーキング」の運営者にとっては、どれも金言と言うに相応しいと思う。
個人的には、
もうこれに尽きるが、そのために、
あたりは自然に意識するようになっていた。
ビジョンについては、「コワーキングの5大価値」と「コワーキング曼荼羅」は、もう皆さん、耳にタコだと思うが、何度でも共有する必要があると思ってる。
ぼくがカフーツの利用者をお客さんとは思っていないということは、これまで何度も書いてるし言ってる。そうではなくて「仲間」として遇する。だから、自分もカフーツというコミュニティの一員だと思っている。たまたま、コワーキングやろうと思い立ったいわゆる言い出しっぺなので、管理運営を引き受けているだけ、という感覚だ。
だから、しばらく出かける用事があるときには、仲間に留守番を頼む。それが「間借りコワーキング」。その日、当番する人が自分のコワーキングとして自由に運営してもらっていい。
それができるのも、コミュニティのメンバーとして相互に信頼関係ができてるからだと、自分では思ってる。
もちろん、鍵だとか、利用料金の徴収だとか、灯油の補充だとか、宅急便だとか、細々とした事務的なことはいろいろあるけれども、その前に、ここをコミュニティとして維持継続するために、ほんの一日でも任せる、任せられる関係を築いていることのほうが大事で、それさえあれば、各自がアタマを働かせてちゃんとやれるし、事実、できてる。
エラそうに聞こえたらお詫びするが、つまるところコワーキングてのは人のつながりを作る仕組みのことだから(と、毎回、しつこく書いてすみませんが)、その仕組みと環境をそこに参加する皆で維持する、守っていく、というマインドを共有できることが素晴らしいんじゃないかと思ってる。
この50の金言をよーく見てみると、Coworking Convoに参加された世界中のオペレーター、マネージャーの皆さんも、きっと同じような関係作りに励んできているのだろうと思う。
で、それこそがコワーキングの価値なんだ、とあらためて思い至る。
ところで、少々、翻訳に自信がないのが44番の「あなたはこの世界にインパクトを与えることができる。ただし、一度にひとりだけ。」のところ。
ここは原文が
You can make an impact in this world—one person at a time.
となってるが、前半はいいとして、後半部分が謎。ここらへんは、このイベントに参加してれば、「あー、あの回の」とピンと来るんだろうが。どなたかお判りになったらお教えください。
毎度、Cat Johnson氏には教えられるところ大だが、今日はもうしばらくこの一覧をじっと見ていたい気分。
しみじみと。心して。
ということで、今日はこのへんで。
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