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世界コワーキングデイではコワーキングマネージャーを褒め称えよう:今日のアウトテイク#255(2024-07-30)

<アウトテイク>
・SNSに投稿するのではなく、これを自分SNSとした投稿
・記事として仕上げる前の思索の断片、または下書き
・一部、筆が乗ってきて文字数多いのもあり〼
・たまに過去に書いたネタを展開する場合も
・コワーキング関連のネタが多め
・要するに「伊藤の現在地点」
・いずれKindle本にまとめる予定


#今日のBGM

#今日のコトバ

"革命は買えない。
革命を起こすことはできない。
革命になることができるだけだ。
それはあなたの精神の中にある。
そこになければ、どこにもない。"
(アーシュラ・K・ル=グウィン)

“You cannot buy the revolution. You cannot make the revolution. You can only be the revolution. It is in your spirit, or it is nowhere.” ― Ursula K. Le Guin, The Dispossessed: An Ambiguous Utopia

Posted by English Literature on Sunday, July 28, 2024

#コワーキングスペースの開業・運営で困っていませんか?

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#質問より対話

今回、インタビューされて思ったけれど、インタビューするよりされるほうが難しい。

インタビューアーが一問一答形式で来た場合、質問に答えることが優先されて、時間内にこちらが意図する発言に至らないことがある。今回がそうだった。

結局、あがってきた初稿を拝読して、(職業柄)赤ペン入れまくりになり、ちゃんとしゃべっとけば一回で済んだものを、ライターさんの手を煩わせることになってしまった。誠に申し訳ない。

喋ればいいから楽チンと思ったが、全然そうではなかった。いい教訓になった。

ちなみにぼくが取材記事を書く場合、インタビューアーとしてではなくて、ひとりの人間として対話する。そのほうが緊張を解いて意図していなかった展開になり、思わぬところで話し手の本心を引き出せたりする。

読み物として記事を仕上げるのなら、そういうスタンスが必要だと思っている。だから、取材時間がやたら長いのだ(と、言い訳しておこう)。

なんにせよ、質問より対話だ。

#世界コワーキングデイではコワーキングマネージャーを褒め称えよう

来る8月9日は世界コワーキングデイ(International Coworking Day)だ。

ご存じない方のために書いとくと、2005年8月9日、サンフランシスコでBrad Neuberg氏がはじめて「Coworking」という言葉を使って(作って)、Spiral Museというビルの一室に集まって仕事をしたのが、現在のコワーキングの原型と言われている。

最初のコワーキングに参加したのは2人。それはこちらのページの方々らしい。たしかこの後、Neuberg氏のお父さんも来られたと聞いている。

これについては、9年前にMediumに書いて、4年前にこちらにアップデートしているので、よかったらご参考に。

その時にNeuberg氏が書いたブログがこれ。ちゃんと残ってる。

それは、こうはじまる。

世間はオフィスで働くか、さもなくば自宅で働くか、どっちかを選べと迫る。もし会社で9時から5時まで働けばコミュニティと組織を得ることができるけれども、自由と自分の人生をコントロールする能力を失う。もし自宅で働けば独立性を保てるが、孤独と働く環境にいないことで生じる様々な悪習に悩まされる。

Coworkingはそれを解決する。Coworkingでは、例えばフリーのライターやプログラマー、クリエイターが週に数日、コミュニティに参加する。会社にいるような環境が提供されるが、それとは全然違う方法だ。

世界で一番最初に「Coworking」という単語が使われた瞬間だ。ちなみに、ハイフンのある「Co-working」とハイフンのない「Coworking」は意味が違う、というか真逆だ。詳しくはこちらを。

さて、その日を記念して、毎年、8月9日を「International Coworking Day」とし、世界中のコワーキングスペースが数日間にわたってFreeCoworkingとして無料開放したり、趣向を凝らしたイベントを催したりして、新しいコワーカーとの出会いの瞬間を創っている。

で、どんなイベントが企画するのかだが、毎度お世話になっているCat Johnson氏が「ワークスペース・オペレーターのための23のコワーキングデイ・マーケティング・アイデア」と題してブログにまとめてくれている。

あれ、待てよ、見覚えあるな、と思って調べたら、3年前にも書いていた。

別に世界コワーキングデイに限らず、年中使えるアイデアがリストになってるので、コワーキングのイベント企画に困ってる人の役に立つはず。

で、見たところ、その3年前とほぼ同じだが、よく見ると最後にひとつ、ボーナスとしてこれを追加してアップデートされていた。さすが。

ボーナス:コミュニティマネージャーを褒め称えよう
コミュニティマネージャーには、彼らの功績を称え、何か素敵なものを贈ろう。
コミュニティマネージャーがいなければ、コワーキングはただの退屈なレンタルオフィス産業になってしまう。
私はコミュニティマネージャーを心から尊敬している。彼らは多くのことを任され、歓迎と友好的な態度でそのすべてをこなすよう求められている。
インスピレーションや洞察が必要なら、私のコミュニティマネージャーへの公開書簡を読んでください。

スバラシイ。まったくその通り。本当に彼らはものすんごーい重責を担って、日々、コワーキングを運営している。彼らがいなければコワーキングとは名ばかりでただの作業場、ハコだ。それをコワーキングとは言わない。

彼らがどれだけハイレベルなスキルとセンスとホスピタリティを持って仕事をしているかは、こちらを参照あれ。

ちなみにぼくは、彼らをコミュニティマネージャーではなくコワーキングマネージャーと呼んでるから、そう言い換えて、この章のタイトルも「コワーキングマネージャーを褒め称えよう」としておく。

この記事を読んで「お」と思ったあなた。コワーキングをコワーキングならしめている彼らにどうか祝福を。よろしくお願いします。

ところで、カフーツでも毎年この日は無料開放したり、イベントやったりと過去にいろいろやってきた。

2021年には、オンラインで各地のコワーキングスペース運営者の方、そしてコワーカー(利用者)の総勢14名(!)の皆さんにお集まりいただいて、お話を聞いたり、質問したり、情報共有したりのトークセッションを、なんと4時間以上(!)やった。

さて、今年はどうしようかと思ってるうちにもう7月が終わろうとしている。マズイ。

ちょっと考えてるのは、8月から新しい(というか、旧来のそれをカタチを変えて)セミナー(というか勉強会)をやるので、そのプレ的なことをやろうかな。あー、ついでにブログジェリーを久しぶりにやるかも。

追って、というか早々に告知しますので、気になる方は8月9日は開けといてください。よろしくお願いします!

ということで、今日はこのへんで。

(カバー画像:Chris Montgomery


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