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仕事するならコワーキングを使え:今日のアウトテイク#194(2024-05-30)

<アウトテイク>
・SNSに投稿する前の推敲(もしくは配慮)なしのメモ、殴り書き
・ブログ記事として仕上げる前の思索の断片、または下書き
・一部、筆が乗ってきて文字数多いのもあり〼
・たまに過去に書いたネタを展開する場合も
・コワーキング関連のネタが多め
・要するに「伊藤の現在地点」

※どうかリモートワーカーが嫌われませんように。


#今日のBGM

#今日のコトバ

"あなたには皆を救うことはできない。
あなたにできるのは、皆を愛することだけ。"
(アナイス・ニン)

Quote by Anaïs Nin #poetry #lovequotes #quotes #hope #Philosophy #Wisdom #Existentialism #Ethics #Metaphysics #CriticalThinking #PhilosophyOfLife #Stoicism #RationalThinking #SpiritualPhilosophy

Posted by philosophaire21 on Thursday, May 23, 2024

#コワーキング・カンファレンスJapan2024

今週の金土、5月31日と6月1日の両日、東京で「コワーキングカンファレンスJapan2024」が開催される。

ぼくは初日の初っ端のトークセッションと、2日目の午前中のコワーキングスクール、そして午後からのパネルディスカッションの3つの出番がある。

パネルディスカッションについては、こちらを。

この3名のパネラーとは、コワーキングツアーで全国を巡る中で知己を得て以来、何かとお付き合いをいただいている。はっきり言って、ローカルコワーキングの次のステージを実践の中から指し示すエキスパートだ。

だから、ぼくが直接、パネラーとしての登壇をお願いした。とりわけ、地方のコワーキングには参考になること大。ぜひ、ご参加ください。

#仕事するならコワーキングを使え

「ノートパソコンを持った不法占拠者:ヨーロッパのカフェはスペースを占有するデジタルノマドにうんざりしている」というタイトルの記事が考えさせられる。

ヨーロッパのカフェからデジタルノマドが排除されてる、という話。

スペインのバレンシア、サンティアゴ、バルセロナ、さらにはパリからベルリンにかけての喫茶店やスナックでは、いわゆる「ノートパソコンの不法占拠者」に対する規則を設けている。

これには、例のデジタルノマドビザが影響している。ことに、「スペインはデジタルノマドにとって最高の選択肢」だが、中には一杯のドリンクを注文しただけで数時間、あるいは丸一日テーブルを占領する輩もいる。それにスペインの各都市のカフェやバルは、不満を募らせている。そりゃそうだ。

「エスプレッソを注文して8時間も座っていたお客さんや、打ち合わせをしたいから音楽を小さくしてくれと頼んできたお客さん、タッパーを持ち出して食事をしていたお客さんもいました」

「最悪なのは、スーパーのサンドイッチの包み紙をテーブルの上に置きっぱなしにして、スタッフ(過去には私)に片付けさせる人たちです」

一体、どういう了見なんだろう。これ、もう客ではないですよね。

で、ついに、

バレンシア、サンティアゴ、バルセロナでは、バーやカフェがテレワークを思いとどまらせるため、WiFiをオフにすることを決めた。

一部のカフェでは、午前8時30分から午後12時30分までのピーク時間帯はリモートワークを禁止する旨のポスターを掲示している。

また、ノートパソコンを装備した客の利用は認めるが、団体客や常連客のためにスペースが必要な場合は移動を求める店もある。

むべなるかな。

実は数年前から、パリ、ベルリン、リスボン、ブライトンなどヨーロッパの都市のカフェは、リモートワーカーに反対の立場をとっている。

ノートパソコンを全面的に禁止しているところもあれば、使用する特権に対して時間料金を請求しているところもある。

これ、案外知られていないのではないかしら。デジタルノマドが世界中を移動してリモートワーク万歳を叫ぶ中、一方では迷惑を被っている人たちがいるということ。

お金の問題だけではない。

多くのカフェオーナーにとっては、リモートワーカーの採算が合わないという問題だけでなく、ビジネスの主要な機能である、他の顧客と顔を合わせて交流するための歓談の場を守るという問題もある。

カフェ本来の価値が提供できなくなる。だから、規制する。理に適ってる。

以前も、デジタルノマドが地域に不利益をもたらす事案を紹介した。

中南米のどこかの国(どこだったか思い出せない)でも、自国のカルチャーを毀損するとして「デジタルノマドは出ていけ」というプラカードが町中に掲げられた、という話もあった。

ぼくは個人的にはリモートワーク礼賛派だが、それも最低限の社会的マナーを弁えた上でのこと。こんな子供じみた真似をするヤツラにリモートワーカーなどと名乗ってほしくない。

と思ってたら、あるFacebookグループにこんな画像が流れてきた。

「週末はノートパソコン禁止」

グアテマラのカフェだそうだが、ここでも一杯$2のコーヒーで何時間も居座る、いわゆるリモートワーカーがいるらしい。週末だけ禁止らしいから平日はOKみたいで、そこは優しい措置だが、店主の辟易している顔が目に浮かぶ。

寄せられたコメントがまた、やれやれなんともで、

私もそう思う。特に、他のお客さんが座りたいのに満席なのに、何時間も席を占領して座っているのは失礼だと思う。
うちの近くのレストランには、毎日そうやって靴を脱いで、片足をもう片方の足の上に投げ出して、素足をぶらぶらさせている男がいるんだ(笑)

躾がなっとらんね。まったく。

で、思うのだが、なんでコワーキングを使わないのか?

コワーキングでもコーヒーは飲めるし(まあ、コーヒーが目的ではないのだろうけれど)、第一、カフェよりはよっぽど仕事しやすい環境なのに、なんで使わないのだろう。一日使って$2で済まないから?いや、それはちょっと虫が良すぎる。

ま、確かに、この記事でも紹介されているバルセロナのコワーキング「Beathaus」では、ドロップインの一日料金が€17.00、日本円で約2,900円する。でも、それぐらいの価値はコワーキングにはあるのだけれどなぁ。

こういうスジの良くないワーカーが、リモートワーカー全体の印象を悪くするのは残念だ。なので、排除には賛成。おん出されたらコワーキングに行きなはれ。

ということで、今日はこのへんで。


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