仕事するならコワーキングを使え:今日のアウトテイク#194(2024-05-30)
<アウトテイク>
・SNSに投稿する前の推敲(もしくは配慮)なしのメモ、殴り書き
・ブログ記事として仕上げる前の思索の断片、または下書き
・一部、筆が乗ってきて文字数多いのもあり〼
・たまに過去に書いたネタを展開する場合も
・コワーキング関連のネタが多め
・要するに「伊藤の現在地点」
※どうかリモートワーカーが嫌われませんように。
#今日のBGM
#今日のコトバ
#コワーキング・カンファレンスJapan2024
今週の金土、5月31日と6月1日の両日、東京で「コワーキングカンファレンスJapan2024」が開催される。
ぼくは初日の初っ端のトークセッションと、2日目の午前中のコワーキングスクール、そして午後からのパネルディスカッションの3つの出番がある。
パネルディスカッションについては、こちらを。
この3名のパネラーとは、コワーキングツアーで全国を巡る中で知己を得て以来、何かとお付き合いをいただいている。はっきり言って、ローカルコワーキングの次のステージを実践の中から指し示すエキスパートだ。
だから、ぼくが直接、パネラーとしての登壇をお願いした。とりわけ、地方のコワーキングには参考になること大。ぜひ、ご参加ください。
#仕事するならコワーキングを使え
「ノートパソコンを持った不法占拠者:ヨーロッパのカフェはスペースを占有するデジタルノマドにうんざりしている」というタイトルの記事が考えさせられる。
ヨーロッパのカフェからデジタルノマドが排除されてる、という話。
スペインのバレンシア、サンティアゴ、バルセロナ、さらにはパリからベルリンにかけての喫茶店やスナックでは、いわゆる「ノートパソコンの不法占拠者」に対する規則を設けている。
これには、例のデジタルノマドビザが影響している。ことに、「スペインはデジタルノマドにとって最高の選択肢」だが、中には一杯のドリンクを注文しただけで数時間、あるいは丸一日テーブルを占領する輩もいる。それにスペインの各都市のカフェやバルは、不満を募らせている。そりゃそうだ。
一体、どういう了見なんだろう。これ、もう客ではないですよね。
で、ついに、
むべなるかな。
実は数年前から、パリ、ベルリン、リスボン、ブライトンなどヨーロッパの都市のカフェは、リモートワーカーに反対の立場をとっている。
ノートパソコンを全面的に禁止しているところもあれば、使用する特権に対して時間料金を請求しているところもある。
これ、案外知られていないのではないかしら。デジタルノマドが世界中を移動してリモートワーク万歳を叫ぶ中、一方では迷惑を被っている人たちがいるということ。
お金の問題だけではない。
カフェ本来の価値が提供できなくなる。だから、規制する。理に適ってる。
以前も、デジタルノマドが地域に不利益をもたらす事案を紹介した。
中南米のどこかの国(どこだったか思い出せない)でも、自国のカルチャーを毀損するとして「デジタルノマドは出ていけ」というプラカードが町中に掲げられた、という話もあった。
ぼくは個人的にはリモートワーク礼賛派だが、それも最低限の社会的マナーを弁えた上でのこと。こんな子供じみた真似をするヤツラにリモートワーカーなどと名乗ってほしくない。
と思ってたら、あるFacebookグループにこんな画像が流れてきた。
「週末はノートパソコン禁止」
グアテマラのカフェだそうだが、ここでも一杯$2のコーヒーで何時間も居座る、いわゆるリモートワーカーがいるらしい。週末だけ禁止らしいから平日はOKみたいで、そこは優しい措置だが、店主の辟易している顔が目に浮かぶ。
寄せられたコメントがまた、やれやれなんともで、
躾がなっとらんね。まったく。
で、思うのだが、なんでコワーキングを使わないのか?
コワーキングでもコーヒーは飲めるし(まあ、コーヒーが目的ではないのだろうけれど)、第一、カフェよりはよっぽど仕事しやすい環境なのに、なんで使わないのだろう。一日使って$2で済まないから?いや、それはちょっと虫が良すぎる。
ま、確かに、この記事でも紹介されているバルセロナのコワーキング「Beathaus」では、ドロップインの一日料金が€17.00、日本円で約2,900円する。でも、それぐらいの価値はコワーキングにはあるのだけれどなぁ。
こういうスジの良くないワーカーが、リモートワーカー全体の印象を悪くするのは残念だ。なので、排除には賛成。おん出されたらコワーキングに行きなはれ。
ということで、今日はこのへんで。
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