年上の子に泣かされて家に帰った時の母の対応~よしよし、なんて言ってもらえない~

小学校低学年の私はある日、近所の年上の子に泣かされ、泣きながら家に帰った。

玄関で私の姿を見た母は、

「自分でカタをつけてきなさい!」

と言って、家に入れてくれなかった。

私はカタをつけに行けるわけもなく、薄暗い中、家の近くをトボトボと歩いた。

泣き止んで落ち着いた頃、再び家に帰ると、

母は何も言わず、少し微笑んで家の中に入れてくれた。

"泣いている自分を何とかして欲しい"

という根性が気に入らなかったのだろう。

厳しいイメージの母ではなかったが、彼女の様々な行動を思い返すと、泣き寝入りは嫌いな人だった。

そして親になった私。

娘達が小さな頃を思い返すと、

「女は泣くな!」

「そんなに悔しいならぶっ叩いてきなさい!」

とか言ってた。

今の私は

別に女も泣いていいけどね〜、

って思うけど。

もちろんタダで起き上がらなければ。



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