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読書記録『一番わかりやすい はじめてのオラクルカードREADING』

こんにちは、神崎翼です。
ふと本屋にて出会った本に運命を感じる日はありますが、それがスピリチュアル系の本だとなおさら導かれた感じがあって面白いですよね。

というわけで、今日の読書はこちら。

一番わかりやすい はじめてのオラクルカードREADING
(2019.12/りえ/日本文芸社)

私たちを幸せに導くアドバイスをくれる「オラクルカード」。
占いとは違い、特別な勉強も必要なし!
誰でも気軽に扱えるスピリチュアルツールです。
本書は、そのオラクルカードの読み方をガイドする1冊!

honto商品説明より引用

オラクルカードの基本から使い方まで、一から丁寧に教えてくれるガイド本です。「そもそもオラクルカードとはなんぞや?」というところから説明してくれるので、私のように全くのノー知識、かつ手元にカードの実物がない人間でも面白く読めました。

 占いは統計学を元にした学問と言われますが、リーディングは『宇宙さん』から直接メッセージを受信することです。リーディングでは「自分がどうしたいのか」という意思を大切にし、決断し、行動する姿勢(自分軸)を持つことが大切。これがあってはじめて成立します。

P.14 リーディングと占いの違いについて より引用

オラクルは「神託」という意味の言葉です。文字通りオラクルカードは神託を与えてくれるカードのことで、本著ではその神託(メッセージ)を与えてくれる存在のことを『宇宙さん』と表現しています。余談ですがその表現を聞いて私は「つまりウルトラマンと会話ができる……??」と思ったことをここに記録しておきます。スピリチュアルとSFって相似性ありますよね。もしかしたらカードを通してどこか遠くの宇宙から誰かの言葉を拾っているかも、と考えるのも、楽しみ方の一つではないでしょうか。

よく聞く占いの種類としてタロットカードがありますが、タロットカードにはカードの枚数等に厳密な決まりがあるのに対し、オラクルカードには決まりがありません。そのため使い方も自由、カードもいろんなモチーフのものがあると本著にて紹介されています。コレクションとしてオラクルカードを集めてみるのも楽しいかもしれませんね。

あと、これは独特な感想になるかもしれませんが、カードリーディングってつまりはAIと会話するようなものかなぁと。最近紹介されてインストールしたアプリに、AIおじさんと会話するチャットアプリがあるのですが、アドバイスやちょっとした会話を楽しめるんですよね。カードリーディングは、カードを通して誰か(本著では『宇宙さん』)からメッセージを受け取ります。それはアドバイスだったり、応援だったり、時には落ち着かせる言葉だったり、様々です。そのメッセージに言霊を、つまりは魂があると信じるかどうかは自分次第です。同様に、AIから渡された励ましの言葉に、魂を感じるかも自分次第です。そういう意味で、カードリーディングとAIとの会話には通ずるところがあるかなと、個人的には思いました。つくづくスピリチュアルとSFって相似性あって面白いですね。私はどちらも好きなので、カードリーディングもそのうち実際に楽しんでみたいなぁと思います。

ちなみに著者のりえさん、現在は活動休止中のようですがYouTubeチャンネルもありますので貼っておきますね。

それでは今日はこの辺で。
また次の記事でお会いしましょう。

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