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読書感想文『阿佐ヶ谷姉妹ののほほんふたり暮らし』

こんにちは、神崎翼です。昨日一昨日は風も雨も酷かったですね。家のベランダに濡れた雨傘を家族分干したら、大きなきのこが大量発生したような状況になりました。秋ですね。ビニール傘が多かったので情緒が少しばかり足りなかったのが残念です。

そんなベランダを横目に読んだ本がこちら。

『阿佐ヶ谷姉妹の のほほんふたり暮らし』
(阿佐ヶ谷姉妹著/幻冬舎/2020.1)

昔NHKの番組でちょっとだけ見た覚えのあるお二人。テレビを見ないのでお笑い芸人の方はあまり存じ上げないのですが、このお二人はピンクのドレスとそっくりのお顔立ちが並んでいる姿にインパクトがあったので覚えています。当時は知らなかったのですが、このお二方、実際の姉妹ではないそうです。めっちゃ似てるのに、と知った時は驚きました。

六畳一間で暮らす独身女性が交互に綴っていくエッセイ集。途中それぞれが書いた恋愛小説を挟んじゃったりなんかして。お互い遠慮もなかったり、小さな不満不平や、理解できない部分がありつつも、仲良く暮らしている日々を垣間見れます。

「こういう生き方、暮らし方もありなんだな」っていう見本の一つになりそうです。

最近は人生設計や暮らし方の幅が広がっていると言われているものの、旧来の考え方に囚われている人も多いのも現実。これからどうやって暮らして行こうか、って考えている女性にそっと差し入れしたい本の一つですね。

私ならどう暮らすかな。本が多いので、一人暮らしだとしても六畳一間だと足らないかもですね。半分以上が本で埋まりそう。地震が来たら埋まっちゃうので、本の部屋と寝室を分けるか、ロフトベッドが要りそうです。

そういう妄想の呼び水にも使えます。楽しいですね。
実際、人とは違う暮らし方をいつかするかもしれないし、そういうときに背中を押してくれる存在になってくれればいいなあと思います。

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