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救急医学 感染症

感染巣の検索
重症度判定
病原微生物の想定・同定
抗菌薬選択

が重要

薬剤耐性菌感染症

メチシリン耐性黄色ブドウ球菌

ペニシリン系やセフェム系に対し耐性を持つ

第一選択:バンコマイシン、テイコプラニン、アルベカシン、リネゾリド

多剤耐性緑膿菌

イミペネム、アミカシン、シプロフロキサシンに耐性

真菌症

抗菌薬の効かない不明熱が持続する場合真菌症を疑う
真菌培養で診断

破傷風

グラム陽性桿菌である破傷風菌による
破傷風菌は土壌細菌で広く存在する

症状

第1期:潜伏期 初期症状である開口障害が出現するまで

第2期:開口障害~全身痙攣

第3期:痙攣持続期 意識は清明 呼吸障害を伴う

第4期:回復期

診断

創培養では検出されにくいので臨床症状から診断する

治療

創を洗浄し異物などを除去

ペニシリン、破傷風トキソイドなどを投与

呼吸障害強ければ気管挿管と人工呼吸

ガス壊疽

軟部組織の重篤な感染症

クロストリジウム性が多い

症状

局所激痛、呼吸不全、循環不全など

治療

ペニシリンG


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