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救急医学 外傷初期治療

迅速に時間内で行う
緊急度の高いものから対応する
生理学的徴候の把握
詳細な診断は後回し
余計な侵襲を加えない

という点を念頭において治療を進めていく

JATEC

外傷初期診療ガイドライン
救急病院へと搬送された傷病者を迅速に検査・治療するための診療ガイドライン

Primary survey

ABCDEアプローチを基とした生命維持処置

Airway:気道評価・確保
Breathing:呼吸評価、胸部外傷→胸部単純写真、聴診
Circulation:循環評価
Dysfunction of CNS:中枢神経機能評価
Exposure:露出、体温管理

Secondary survey

Primary care の後に全身の損傷を探し出し、根本治療の必要性を決定する

FAST

外傷の初期診療における迅速簡易超音波検査法
心膜腔、モリソン窩、右胸腔、脾周囲、左胸腔、ダグラス窩の順に液体貯留の有無を検索する

予期せぬ外傷死

重症度指標から予測される生存確率が0.5以上であるにも関わらず起きた死亡のこと
特に死亡を回避することが可能だったと専門家が判断しうるものを防ぎ得た外傷死と呼ぶ


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