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脳神経外科学 不随意運動
ニューロモデュレーション
紀元前から行われている神経電気刺激治療
かつてはシビレエイなどを用いていたともいわれる
現代でも疼痛治療、てんかん発作抑制、認知症治療など幅広い分野で試みられているが確実な実績があるものは少ない
全身性ジストニア
ジストニア
不随意で持続的な筋収縮
感覚刺激に対する過剰反応であり、定型運動が必要ないときに勝手に呼び覚まされる疾患
小児発症→全身性
成人発症→局所性
小児ジストニア
捻転ジストニアとも呼ばれる
運動発達・知能発達は問題なく、器質的変化もない
寝ているときに脱力、運動時に不要な運動の過緊張による障害
基底核異常が主といわれる
パーキンソン病
ドパミン不足による疾患
安静時振戦、無動・寡動、固縮、姿勢保持反射障害が特徴
ドパミン補充薬物治療が主
長期使用の問題点
①徐々に薬効が短くなる→オフ期生じる
②過剰投与すると幻覚など
③病態進行の伴い姿勢制御に障害が残る
外科治療:オフ期の症状改善に有効
STN-DBS・・・視床下核刺激療法
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