臨床診断学 医療面接
病歴聴取
現病歴:主訴の同定・・・原則一つ 簡潔に書く
主訴に関する情報収集・・・発症日時と様式、を主とする 時系列を明確に、発症から現在までの変遷を聞き取る
鑑別のための情報収集
現病歴以外の病歴:アレルギー歴
既往歴
服薬歴
生活社会歴・・・飲酒歴、喫煙歴、性生活、違法薬物、職業歴、家族歴、など
システムレビュー:医療機関ごとに作成されたリストに則って、症状の有無を確認していく
正確な診断の補助、主訴以外の疾患の発見、後日の経過の解釈補助 などに役立つ
医療面接の実際
①準備:患者さんをフルネームで呼び入れて、挨拶と自己紹介を行いつつ患者さんの名前を確認する
②病歴聴取:前述の内容に沿って質問していく
③患者さんの関心事や要望の確認
④聴取内容の確認
⑤訂正や追加の促し
※CBTレベルでは性生活の聴取、システムレビューは要求されない
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