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生活習慣病学 糖尿病

日本においては4人に1人以上に何らかの糖代謝異常がある

原因

①インスリン分泌不足
②インスリン感受性低下

分類

1型
若年に多い急激進行
インスリン分泌ほぼなし
肥満に関係しない

2型
中年以上に多い緩徐進行
家族歴との関係強い

遺伝子異常による糖尿病

妊娠糖尿病

合併症

網膜症
腎症
神経障害 が代表的

他に
急性→ケトアシドーシス、乳酸アシドーシス、低血糖
慢性→血管障害
その他→潰瘍・壊疽、感染症、認知症など

診断基準

①空腹時血糖126mg/dl以上または糖負荷試験2時間値200mg/dl以上または随時血糖200mg/dl以上

②HbA1c6.5%以上

①と②を満たす、または①を二回検査して満たせば糖尿病

関連因子

喫煙
交感刺激による血糖上昇
インスリン分泌低下
インスリン抵抗性増大

アルコール
血糖コントロール悪化
中性脂肪増加
一過性低血糖

治療

細小血管症(網膜症、神経障害、腎症)や動脈硬化の発展・進展を阻止・抑制してQOLを保つのが目的

血糖コントロールのために
食事療法:適正エネルギーに基づく
運動療法:有酸素運動とレジスタンス運動を併用
薬物療法:インスリン製剤など

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