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脳神経外科学 概論

神経細胞

数百~数千億の細胞が存在し、シナプスからの信号を伝導していく
加齢とともに数は減っていく

脳の基本構造

新皮質:情操・理解
旧皮質
古皮質 二つ合わせて辺縁系:本能・情動

間脳
中脳

延髄

脊髄

脳神経外科

対象疾患

脳血管障害
脳腫瘍
外傷
奇形
感染症

手術法

開頭手術
血管内手術
定位的放射線

脳神経外科の特殊性

脳は再生しない
脳は体重の2%に過ぎないが酸素消費の20%を占めている
脳は頭蓋骨内で髄液に浮かぶ状態で存在
機能局在がある

モンロー・ケリーの法則:脳+血液+髄液+病変=一定容積の頭蓋
            これに従い、疾患に応じて病変をとる、脳を小さくする、血液を減らすといった対応をする

脳血管疾患

脳神経外科の領域である脳血管疾患

2011年の日本人死因では第四位(がん、心疾患、肺炎に次ぐ)
要介護原因としては1位

担当疾患の例

くも膜下出血:脳血管撮影などで病変発見
脳動脈瘤:開頭クリッピング術などで処置
脳動静脈奇形:放射線治療(ガンマナイフ)
急性硬膜外血腫
グリオーマ

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